名立駅の訪問記録です。(訪問日 2023年8月31日)


  ​名立駅の概要

名立駅は、新潟県上越市名立区にあります「えちごトキめき鉄道」日本海ひすいラインの駅です。

2015年3月14日まではJR西日本 北陸本線の所属でした。名立駅は1911年に現在地とは異なる場所に開業しました。1969年に北陸本線複線電化に伴い、現在の場所に移転しています。


  ​駅舎


駅舎外観。駅舎内には名立駅の過去の写真が飾られている他、近距離用自動券売機が置かれています。


手前の階段を登ると直江津方面行きのホームに、奥の階段を登ると泊方面行きのホームに上がることが出来ます。「直江津 東京方面」という響きがいいですね。


通路にあるボードには、名立駅の歴史等が記載された新聞が貼ってありました。


「糸魚川 金沢 大阪方面」の表記。

糸魚川乗り換えが必要とはいえ、かつては大阪までの列車が身近に走っていた証拠ですね。


  ​駅構造


(直江津方面から来た国鉄型観光急行)

相対式ホーム2面4線の構造となっており、外側2線が退避線、真ん中2線が通過線となっている構造です。

また、直江津方には「名立トンネル」 糸魚川方には「頸城トンネル」があり、駅はトンネルに挟まれる形となっています。



(泊方面から来たET122系 普通列車)


駅の西側は名立川の真上に存在しており、ホームから名立川を眺めることが出来ます。



通過線には折り返し用の渡り線が設置されていますが、使用する定期列車はありません。


  ​列車本数

列車本数ですが、概ね1時間に1本は確保されています。学生の利用者が増えるラッシュ時には30~45分程度の間隔で列車がやってきます。

また、10:27に発車する下り普通列車のみ妙高はねうまラインの新井駅まで直通するダイヤとなっています。

えちごトキめき鉄道が発足した2015年3月から2017年3月までは、特急「北越」代替の通称「糸魚川快速」(新潟-糸魚川間で1往復運転)が停車していました。

この「糸魚川快速」は2017年3月改正で、使用していた「485系」の老朽化に伴い糸魚川-直江津間の快速に変更され、それも2019年3月に廃止されました。

県庁のある新潟駅まで直通出来るというのはいい事だった思いますし、正直「特急 北越」そのものを復活させても需要はあると思うのですが色々事情があるのでしょう。今後の改善に期待したいですね。


名立駅の訪問記録、紹介でした。


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