目立たないけど ほんのりと香る梅の花
役立つ実のなる「梅」が大好きで、
伝える人の学びが、実る「梅」のように大きくふくらんでほしい
私はその「枝」になる!との思いで
自宅講座を始めるにあたって
Plumbran 梅枝… とつけた私^ ^
2017年の秋のこと。。
・・・・・
さて、
梅しごとの備忘録を記しておくために
久しぶりに開いたブログですが、
皆様のブログには訪問できてなくて、、、
すっかりご無沙汰しています
今年は 梅酒は仕込まず
(いろいろな種類の薬酒がすでにたくさんあるので)
・梅シロップ
・梅の甘露煮
そして
・昔ながらの梅干しを
作りました。
思い出しながら、つぶやきながら、、書いていきます。
そうだ、このブログの最後のほうに
2年前の梅しごとのブログも貼り付けておくことに^ ^
2020年6月15日
梅しごとはじめ
七十二候で
翌日が梅子黄 (うめのみきなり)の
まさに、梅しごとに最適な頃…
実家にお願いしていた
自然栽培の梅の実が届きました。
枯葉などが自然に還元された土壌において
肥料や農薬を一切使用せず(当然、周囲の環境も無農薬)
自然界の生命力により農作物を作る栽培方法
里山の一角にある
「栗山」と呼んでいる 地元の森林の麓は
まさに自然栽培に適した環境
(撮影は2020年2月下旬…たまたま撮ってました。)
手入れはせず、ほったらかしだそうです。
人があまり踏み入らないここの土壌は
ふっかふか!!!!!
栗山と呼ぶくらいなので、栗がたくさんなるのですが、
びっくりするくらい、とっても大粒なんです。
話を梅に戻します
はるばる届いた梅、届いたらすぐに取り掛かりたかったけど…
その日は、自宅講座で忙しくて
夜になってから大量の梅をごそごそと洗い始め
熟しかけた梅で「梅干し」
まずは、下漬けの「塩漬け」
昔ながらの梅干しづくり
梅干しを作れない年もあったし、
減塩梅干しにしたり、勝手にアレンジした年もあったけど、
友人に教えてもらった今の漬け方が
やはり理にかなってるかな…と
年を重ねるごとに思うようになりました。
あとでわかったことですが、教えてもらったのは
当時、梅干しを作り続けて40年という
梅干しを極めた都築佐美子さんのレシピ!
だったのです。
昔からの伝承ゴトって、本当に素敵です。
基本を知ってからアレンジすると、
上手くいくようです^ ^
↑ 2020.6.27 撮影 ・・・赤紫蘇を入れた翌日
↑ 2020.7.18 撮影
赤紫蘇を少し残して、紫蘇ジュースも少しだけ作りました。
「梅の甘露煮」
今年は甘露煮も作ってみました!
できるだけ美人さんな梅を選んで ^ ^
【作り方】 備忘録
* 梅の重さの80%のグラニュー糖を用意しておく。
① アク抜き第一弾
梅を2~3時間水につける。
(本当はポツポツ穴を開け、地道な下ごしらえをすると、えぐみや苦味が抜けるのですが、その時間がなく、省略)
② アク抜き第二弾
なるべく厚手の広の口大きな鍋に梅が重なり過ぎないように並べて、たっぷり水を入れ、70度以上にはならないように温度管理をしながら
15分くらい煮る。
↓
流水を流し入れながら水を替え、30分浸しておく。
③ ②を2~3回繰り返します。
④ さらに5~6時間きれいな水につけておく。
(途中水を替えるとなお良し)
⑤ 梅が全部入るくらいの大きめの鍋に、(今回は)300ccの水を入れ沸騰させ、
用意したグラニュー糖の半量を入れて溶かす。
⑥ 糖蜜が冷めかけたら、煮た梅を⑤の鍋にそぉっと並べ入れる。
梅は柔らかくなっているので、皮を破らないように気をつける。
⑦ 残りのグラニュー糖を、並べた梅の上 全面にふり入れる。
⑧ 鍋を弱火にかけ、15分煮る。
ここでも65~70度までの温度で。
文章にすると、なんだか大変
って感じに思えますが
シンプルな作業を繰り返すだけなので、そうでもないです。
梅の甘露煮
写真を撮っておくのが、つくづく苦手です。
甘露煮のシロップが余ったので
新生姜をスライスして漬けました!
これも何かと重宝しています。
シンプルにジンジャーシロップも美味です!!
残りの梅は、「梅シロップ」に!!
キズが多いけど
少しだけ焼酎を入れたら、抽出が早くて
梅が早い段階でシワシワになりました。
この梅シロップは、お料理にも重宝します。
ほんのり梅味のドレッシングとか
お酢の物とかね^ ^
最後に・・・
↓↓ こちらは2年前のブログ ↓↓
2年前はしっかり土用干しできた記録が残っています。
今年は、明日7月19日が土用の入りなのですが…
立秋までの間に、土用干しできるでしょうか。。
…続きは、Instagramへの投稿になりそうです。
@kampo.balance.kazu
@nature.balance.kazu
今年は、誰もが予想だにしなかったコロナ感染拡大が、今も続いています。
そして、7月集中豪雨や土砂災害…
被害に遭われた方や地域の皆様には
心よりお見舞い申し上げます。
どうかこれ以上被害が広がりませんようにと、願うばかりです。
数か月の自粛が続き、不安な世の中にあった4月5月…
私たちに必要なのは、モノよりコト、だと学びました。
何はなくても、人とのつながりが心を温かくしてくれました。
これからの社会に、それぞれが貢献できることを通して、楽しみながらも 支えあえる社会でありますように。
梅しごとのように、いろいろな伝承ゴトが
先々の人々の暮らしを豊かにし、幸せを繋いでいけますように。
私も、その一端としてお役に立てるようにと、
ご縁をいただいた学びを、これからも深めていきたいと思います。
新しい学びも始まるよ!楽しみだなぁ ^ ^
またまた 久しぶりの投稿を
最後までお読みいただき、
ありがとうございました