先日、早朝から二男に叩き起こされて。
「指切ってもた……」そう言う二男は血がボトボト落ちる手を押さえながら真っ青な顔して立ってました。
なぬーーー(((;ꏿ_ꏿ;)))!
とうやらカッターでスパンと切ってしまったみたい。
なまえは朝から何をしとんだ。
何年か前に一度、私が料理中にスライサーで指先をザックリ切ってしまった時も血が止まらず…病院に行ったのですが、その時「指先は縫えないからなぁ」と先生に言われた経験があるので、たぶん病院行ってもそう言われるだろうなーと思いまして。
とりあえず切った所をグッと押さえて、しばらく血が止まるまで待つしかない。
それにしても二男は、斜めにえぐるような切り方をしていて、切り口がエグい…
さらに血がサラサラなのか、なかなか止まらない…
二男は昔から怪我とかに弱く、軽いパニックになるのです。
落ち着かせるためにも、普通に話をしていて。
「あんた…指先切る前に、あ。これ切るかもなって思わんかったか?」と聞いたら「一瞬思った…」と。
「そやろぉ…怪我する時ってその前に一瞬予感がするんよな。そういう時は一旦辞めるんよ」
夫も横で、そうやそうや!みたいな顔で「あれなんやろなー直感っていうか、第六感っていうか、怪我する前ってわかるよなぁ…
そういう時は、素直に作業やめて、深呼吸するんやで」と言いました。
こういう怪我する前の感覚って、私だけなのかと思ってたら、夫もそうなのねーと改めてわかった事がおもしろくて。
もしかしたら誰でもそうなのかもしれないですよね。
作業する→怪我するんじゃないかと一瞬思う→でもなとそのまま続ける→やっぱり怪我する
文章で書くとこういう時系列になるわけですが、これって時間にしたら、一瞬の事なのです。
怪我だけじゃなくて、他の事何でもそうで。
パッと一瞬予感があるのに、だいたい「でもな…」でそれを無視するってよくありますよね。
あれって、たぶんその一瞬でパラレルワールドを移動してるというか…タイムラインが変わるのですよ。
二男の件を例にあげると。
怪我するかも…と思った瞬間、怪我するタイムラインと作業やめて怪我しないタイムラインとができて。
(実際は2択ではなくてもっと複雑だと思います)
二男の場合は、無視する=続ける選択をしたので、怪我するタイムラインに進んだのだと思うのです。
どっちのタイムラインがいいとか、悪いとかは別として、そういうふうに人ってタイムラインをしょっちゅう移動しているのですよ。
パッと何かひらめいて、だいたいは「でもな……」が後からつくのですが、最初のパッとひらめいたのは直感で、「でもな…」の後は思考なのだと思います。
おもしろいでしょ(笑)
ちなみに二男は、その後なかなか切り口がくっつかず、絆創膏を取り替えるたびに流血してましたが、4日ほどで落ち着きました。
キズパワーパッドすごねщ(゜ロ゜щ)
あれ、どうなってるのだろう(笑)
そんな日常でございます。
ありがとうございます。