こんにちは、ふじいともみです。
昨日借りて来た、幕内秀夫さんの本で、
出産について書かれた箇所があります。
助産院で子どもを産んだ女性は
「また産みたい」と述べる人が多いと言う。
~中略~
ところが病院出産が増えて会陰切開を行う例が多くなった。
出産による痛みだけでなく、医療介入による心身の痛みも伴う事になる。
そのため、「出産は二度とごめんだ」と考える女性が増えたとしても
仕方ないかもしれないが
本来は最高の快楽だったのである。
この方、男性ですのに
何故こんなに良くわかるのかしら?
「出産が快楽」って、すごく良くわかります。
こういう事言うたびに、変態を見るような目で見られて来ましたけど
第一子、第二子とそれぞれ別の個人病院で出産しました。
「バースプラン」とか、「なるべく自然な形でお産を」
という病院もとても増えて来ていますが
それでも、たくさんの機械を装着されたり
立ち会い出産は白衣や帽子を身につけなければならなかったり
そして産後に処方されるお薬。
思い通りと言っても思い通りにならない出産。
そして第三子で助産師さんを頼り、
本当に気持ちよく
自宅出産をする事が出来ました。
陣痛と言う痛みはもちろんあります。
産まれてくる時の痛みも。
でも、いざ出てこようとしている愛しいわが子、
そして、今までわが子を守って来た子宮が
一生懸命にわが子を押し出そうとしていて
出産のタイミングをリズムを、私に教えてくれている・・・。
自分の体とこんなにも対話する事の出来る
貴重な機会を今まで2度も逃していたんだな~と
3回目にして思いましたデス。
それに、胎盤やら悪露はものすごいデトックス!!
まるで内蔵がひっくり返るような出産という出来事で
自分の体がスッキリしたような気になります、わたしはね。
自宅出産では、産まれて来たわが子は
それからずーっと私とくっついていて
誰にも連れて行かれない。
当たり前だけど、
でも、すごくすごーく幸せな時間でした。
出産と言うと、痛いとかシンドイとか怖いとか
ちょっとマイナスイメージを抱いている方もいらっしゃるかと。
確かに危険を伴うけれど、
無理をしない事だとか、食事や生活習慣
妊娠で初めて自分の体の事を考える人も多いのではないかな?
私もそうでしたから。
自分の体とがっつり向き合える時期ですよね。
妊娠出産を女の特権として
楽しめる人が増えるといいなあと思います。
読んでいただき、ありがとうございました