前回「癌とリウマチ①」からの続きのお話です。


自分は乳癌かもしれないという…モヤモヤした気持ちのまま、8月24日、マンモグラフィーと超音波の検査に乳腺専門クリニックに行きました。

アラフォーの私は、実は、今回がマンモ初体験です。

前評判で、マンモの痛さは聞いていたので、痛いの覚悟で行ったせいか…

確かに痛かったけれど、我慢できない程の痛みではなかった気がします。

恐らく、癌だったらどうしようえーん…という心配の方が強すぎて、痛みとかあまり感じられなかったのかもしれません。

前に乳癌検診を受けたのは、2013年の11月で、 当時はまだ次女に母乳をあげていたためにマンモは受けられず、医師による触診のみで、異常はありませんでした。

本当なら、2年に1回は検診に行くべきなのですが、2015年1月にリウマチを発症してしまい…

リウマチの痛みで検診どころではなく、そのまま2015年の市の検診期間が過ぎてしまったので、受けないままでした。

ですが、私の家族歴として、伯母が乳癌だったこともあり、乳癌のことは気になっていて…

月に1回、日にちを決めて、自分で触診を行っていたのですが、特にしこりらしい塊に触れることもなく過ごしていたので…

まさか自分が…という気持ちでいっぱいでしたショボーン


でも、西洋医学でリウマチを始めとする膠原病を治療するということは、免疫を抑制する薬を使用する訳で…

イコール、癌になりやすい(癌細胞を攻撃し難い)状態であることは、容易に想像できます。

実際に、リウマチ患者でありながら癌を患った場合、癌の進行度合いに応じて、免疫抑制剤である抗リウマチ薬やバイオ製剤の使用を中止させているという文献も目にしました。

これは、裏を返せば、免疫抑制剤は異常免疫を抑制するが、癌細胞への免疫の攻撃も抑制してしまうことを物語っています。  

よく、バイオ製剤の説明文では、特定の分子を狙い撃ちして阻害する分子標的薬であるとの記載を目にしますが…

正常な免疫はそのままに、異常な免疫のみ都合よく抑制する薬など、存在する訳がありません。

要するに、免疫全般を抑制するからリウマチの症状が表に出ないようになっている訳で…

感染症を起こしやすかったり、癌にもなりやすいという脆弱性も孕んでいるということを念頭において、薬を使用しなければなりません。

マンモ検査中は、リウマチを発症したことで服用してきた抗リウマチ薬やステロイドが、乳癌を招いてしまったのかもしれない…という思いがグルグルと頭の中を駆け巡り、どうしても負の思考を拭い去ることができませんでした。


マンモグラフィーの後は、超音波の検査を受けました。

こちらのクリニックの超音波は、よくある手動でブローブを当てて見ていくものではなく…

まだ、日本でも数台しかないと言われる特殊な乳腺専門の超音波の機械で…

片胸全体を3方向からスキャンするものでした。

手動ブローブのような見残しがなく、スキャンデータを記録として保存しておけるそうで…

だからこそ、先に検査のみ行って、後日、マンモと超音波の画像を見ながら結果を聞くことが可能なのだそうです。

この日は、本当に検査を受けただけで、結果は1週間後の8月31日に聞きに行くことになりました。


結果が分かるまでの1週間は、色々と考えたところで結果が変わる訳ではないと考えて、なるべく気にしないようにして過ごしました。

日中は、夏休み中で子供達が家に居るので、3度の食事を用意したり、宿題を見たり、ピアノの練習をみたりと、色々とやることがあって、考え事をする時間がなくて良かったのですが…

夜になり、子供達が眠りにつくと、結局、色々と考え始めてしまって眠れないという悪循環を繰り返していましたえーん


そうして迎えた8月31日、結果を聞きにクリニックへ向かいました。

直ぐに触診できるように、クリニックで渡されたガウンに着替え、ドキドキしながら待ち合い室で名前が呼ばれるのを待っていました。

名前が呼ばれて診察室に入ると、開口一番、医師から
「今も分泌物が出る?」と聞かれました。

私「いいえ、毎日出るか確認したのですが、ここ2、3日は出てないです。」

医師「本当?じゃあ、診てみるね。」

と言って、医師に両方の乳頭を摘ままれると、両胸から、分泌物がじわ~っとガーン

私は片胸からだとばかり思っていたので…

えっ‼両方から分泌物出るの?
まさか…両胸とも乳癌??

まさかの両胸からの分泌物でビックリガーン

医師「ああ、両方からだね。細胞を検査に出すから、採取するね。」

そう言って、左胸の分泌物を吸い取って、検査用の容器に分泌物を付けると…

医師「これ、黒じゃないね。緑色だね。」って。

はっ?緑? 緑色なの??
緑色の分泌物って…私は、エイリアンか…ガーン

私「えっ、緑色?」

医師「うん。これは深緑だね。黒じゃないよ、良かったね。

いや~、両胸から出てるから、まさか両方とも乳癌か?って思ったけど…

緑とか青とかだったら、今まで診てきた中で、乳癌だった人はいなかったから、大丈夫です。

どうしてそうなるのかはまだ分かっていないんだけど、たまに、分泌物の中に、銅や亜鉛が混ざる人がいて、それで緑や青色になるの。

青色とか綺麗なんだよ、コバルトブルーな人もいるんだから。

マンモグラフィーの画像を見ても、悪そうなところなかったからね、大丈夫だと思ったんだけど、分泌物が黒って言うから、極初期の癌かな?って疑ったけど、緑だから、大丈夫だと思う。」

そ…そうなんだタラー

私、乳癌じゃなかったみたいですチュー

緑色はセーフなようです笑い泣き


でも、私が自分でティッシュペーパーで分泌物を拭いたときは、薄墨色に見えたんですけどね…。

緑色の分泌物が出るのも、自分がエイリアンみたいで嫌ですが…エイリアンタラー

乳癌じゃなさそうで、良かったです照れ

一応、癌じゃないことを確認するために、細胞診に出したので、その結果をまた後日聞きに行きます。


乳癌じゃなければ何なの?って話なんですが、私、乳腺症の様です。

乳腺症は、乳腺が常に生理前の状態の様に張ってしまう症状です。

考えられる原因としては、ホルモンバランスの異常やストレスで…

ステロイド剤を飲んでいたことを明かすと、恐らくそれが原因だと思われるとのこと。

ステロイド剤も、ステロイドホルモンなので、それでバランスが乱れたんだね…って。

ステロイド剤の副作用って、こんなところにも現れるんですね注意

この検査を受けたのは、生理が終わって3日後だったのですが…

超音波の画像は、どこからどう見ても生理前だと医師から言われてしまいましたタラー



今回の結果を受けて、9割方安心しましたが、それでも、抗リウマチ薬を使い続ける限り、癌になりやすいリスクと隣り合わせなんだと身に沁みました。

だからこそ、服薬中は癌細胞が増殖しにくい食事を続ける必要があると感じます。


﨑谷式パレオ食事法は、そういう意味でも、リウマチ患者が取り入れて欲しい食事療法だと私は思っています。

私が行っている崎谷式パレオ食事法って、実は癌を患っている人達も行っている食事療法なんです。

癌細胞は、糖分を栄養として拡大していきます。

人間も糖分をエネルギーに変えますが、糖分を摂取しなくても、タンパク質を摂取することで、生命維持に必要なエネルギーとして変換して活動できると以前お話しました。

ところが癌細胞は、タンパク質を変換させてエネルギーとして活動するシステムを持っていません。

そのため、タンパク質を多めに摂り、糖分の摂取を極力摂取しない﨑谷式パレオ食事法は、癌細胞を兵糧攻めにするのです。

私達の身体は、実は健康な人でも毎日癌細胞が発生し続けています。

けれども、免疫が癌細胞を見つけて攻撃しているので、癌にならないのです。

ところが、免疫が癌細胞を見つけられなくなると、攻撃ができないため、癌細胞がどんどん増殖してしまいます。

この状態が、いわゆる癌になった状態なので、そういう意味では、癌も免疫システムの破綻であり、膠原病と同じく免疫系の病気だと言えます。

膠原病も癌も、免疫システムに異常を来す化学物質(化学調味料や保存料)は極力摂取しないように心掛けることが肝心です。

私はリウマチを完治させたいし、癌にもなりたくないので、﨑谷式パレオ食事法を今後も続けていきます。

リウマチを始めとする膠原病患者の皆様、そして癌患者の皆様、今の自分の身体は、自分の摂った食事で出来ていることを忘れないで下さい。

今患っている後天的な病は、自分が今まで行ってきた生活習慣の成れの果てです。

今からでも、自分の身体を変えていくことは出来ます。

病気になるまでと同じ食事を続けていては、病気が良くなることはないし、癌に限っては、手術して癌細胞を切除したとしても再発してしまうでしょう。

リウマチの滑膜除去術も、癌細胞の切除と似てますね。

リウマチの進行止めに滑膜除去を行っても、同じ食生活を続けていては、他の関節がリウマチに侵されますし、切除した関節で再発することだってあります。

悪い部分だけ取り除いたとしても、生活習慣がそのままでは、悪循環の繰り返しですよ…ということです。


先日、﨑谷式パレオ食事法を実践したいけれど、具体的にどんな食事を私が摂っているのか知りたいと、メッセージを頂きましたので…

私なりの﨑谷式パレオ食事法のメニューを、このブログで紹介していきたいと思っています。

参考にして頂けたら、光栄です。

 


2回に分けて書いたのに、分けても長い文章を最後まで読んで下さってありがとうございますおねがい

 

昨日の記事を読んで、私が乳癌だと心配して下さった方、ご心配をお掛け致しました。

確定診断は細胞診の結果を待ってからになりますが、乳癌ではなさそうです。

Melody

 

 

 

 

 

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