BORDER 2 | 私の代わりに、私になれるの?

私の代わりに、私になれるの?

あなたに、わかる…?


2日目の昼食を食べながら、私なんで生きてるんだろう…って辛くなって
午後からの講義受けずに帰ろうか、とさえ思った。
でも途中で帰ってしまえば単位もらう資格がなくなり、交通費、宿泊費、受講料まで全て無駄にしてしまう。

そして親に、人間として否定される… だから、仕方なく残った。



でも逃げ出したかった…

悲痛な気持ちで大学内の図書館の資料を検索してたら 声かけてくれた人がいた。
5歳程年上のその人がお友達になってくれた。

でも腕一面酷い傷痕だらけの私が、そんな傷痕なんてなさそうな普通の人と関わっていいの…? って、隔てるものの大きさをひしひしと感じた。
こんな大きなものが人との間にあって、無理をしないで距離を縮められるのか… 悩んだ。










誰でも消えてしまいたくなることはあるだろう。

でも実際、「実行する」と「考える」は全く別のもの。私は境界線を越えてしまったから、もう戻れない。



…でもその友達も昔、酷いいじめにあってたそうで。今は乗り越えて、普通の人にしか見えない。
そうじゃなきゃ、孤独な私に声かけたりしないよね。わかってくれる人じゃなきゃ。

きっと友達は、いじめられてもいろいろ辛くても、たぶん境界線は越えてないと思う。
それにしても、似たような経験してるとわかって少し安心した…







ここからは余談。




身振り手振りが大きく、ずっと勉強について一方的に熱く話しまくるおじさん、隣に座られてかなりイライラした。
「しっかり進む道を考えな、お姉さん」の発言には、心の中でプッツン。 自分でもわかってるんだよ、でも呼吸するだけで精一杯なくらい精神的にしんどいんだよ。 なのにこれ以上のことをしろ?

…あんた、何様のつもり? ムカついたので睨んだ。私のことは、あんたに関係ありません、ほっといて。


そしてもうひとつ。

周りの人のことを考えない、自己中なババアの行動にイライラ。
…孤独で気が立ってたせいか、人の悪いところばかり目に入った。




そして… 電車、途中まで特急なのに、本当に遠いよね(笑)