先生にもらった電話番号を迷うことなくその日のうちに電話を掛けた
櫻井翔 俺よりひとつ下
語学勉強でニューヨ-クに来たが、日本では祖父母と暮らしている、こちらの生活費まで出し
てもらうわけにはいかないと割のいいバイトを紹介してもらったのがこの仕事だった、特に偏
見がなかったし、最後までする訳ではないし、とにかく時給が良かったから
口を開けて見入っている俺を見つけ笑いそうになったと話してくれた
あの時の妖艶な姿が別人じゃないかと思うほど普段の翔くんは気さくな好青年だった
だから汚したくなった
「俺のモデルになって、バイト代弾むから」
そう声を掛け頻繁に呼び出し裸になってもらった
絵を描くだけでは物足りなくなってきた俺は下着を着ようとしている翔くんの後ろから抱きついて首元に噛みついた
「んっ!痛いッ!やめろよ!」
嫌がる翔くんの胸の蕾を強く掴んだ
「んっっやめて…」
駄目だ、この声にあの時の翔くんの姿が蘇って止められなかった
あの時俺はブル-の瞳のイケメンになりたかったんだ
初めて見たときの翔くんのように最後はお互いの熱を吐き出していた
それからは逢うたびに強要しそして帰国するまで続いた
長かったぁぁ潤君もうすぐでてきます。