松本が走って帰ってしまったときから何日過ぎたろう

 

仕事もはかどらず、窓から校庭を眺めていた

 

あのとき追いかければ何か変わっていたのだろうか?

 

そんなことを一日中考えているだけで自分から動くことができない俺は

 

なんて意気地がない人間なんだろうと落ち込む

 

 

 

 

 

 

ガラガラ……戸が開くほうを見つめ息をのむ

 

「そんなにがっかりした顔をするなよ」

 

「松本でなくて悪かったなっ」

 

「そんなっこと…ない」

 

大野先生はこめかみを掻きながら近づいてきて唇にキスをした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか翔潤のイチャイチャになりませんがもう少しお付き合いお願いします

<(_ _)>