夕刻より、風雨が強まり、木下から、

炊飯場の屋根下に移動。









翌朝の山頂は、雲の中・・・。




朝食後、管理人さんに尋ねたところ、

この時期に山頂に好機が訪れるのは

ほんの数日だと判明しました。




開聞岳の外周を巡ります。



遙か南は屋久島かな。




ちょうど、開聞岳の南端部



この先で、大事件になるところでした。




外周道路の南端部にこんな、トンネルがあり、

照明のない、自然光の窓があり、

不気味です。




この先で、路面にたまった泥沼に前輪をとられ、

左側壁にスライドしたんです。


あわや、大転倒かと覚悟しました!

泥が浅く、幸い、グリップが効いて

左壁に接触して、停止できました。



トンネルを抜けて、しばらく、走れませんでした。


左肘をこすりました。




ウインカーと




ミラーにもキズ

よくまあ、こんな程度で済んだんですね。




気を取り直して、指宿の砂蒸しに向かう途中

開聞岳を背景に小さな駅とバスを発見。








JR西日本、最南端の駅

西大山。


すぐそばには、道の駅風おみやげ店、

2両編成のローカル列車が旅行者を

楽しませておりました。


さあ、開聞岳に別れを告げ、




目指すは、人生、初の




砂蒸し!です。






いよいよ、「待ってました!」の


最終回です。


ツーリング終了から、1ヶ月近くもかけての、

超小出しのアップローになってしまっていること

どうか、ご容赦下さい。


あと、数回で終えられそうです・・・



根占港近くの

錦江湾 サウスロードYHにに投宿


3泊目が、錦江湾・サウスロードYHです。

前泊地のキャンプ地で、キャンプファイアの地べたで

炎の温かみで、うっかり寝込み、火が消えかかるあたりで

冷えで目が覚めたのはいいのですが、「風邪」症状の

頭痛にやられてしまいました。

金屋航空基地資料館で3時間もの見学のあいだは、忘れていた

頭痛もやはり、だまっていてはくれず、開聞岳に渡るフェリーのりば・

根占(ねじめ)のYHで、泊まる事にしました。


21:00~07:00までの10時間ぐっすり眠り

リフレッシュできました。


快適な一夜を過ごせたことに感謝致します!



ゆるりと朝食をいただきました。



当地にもこうした、特攻基地記念碑があります。






この雄川河口が、なんきゅうフェリー埠頭、

錦江湾を横切り指宿の山川港を結んでいます。



YHを後にします。



佐多岬への途中




錦江湾に見とれてしまいます。

遠くに、開聞岳が霞みます。




史跡・台場跡発見








いつもの・寄り道しながら、

ようやくと、




佐多岬に到着です。




この後、根占港に戻り、




フェリー乗船

生活感を切り取ってみました。

軽トラの長靴がいい味出していると

おもいませんか?




開聞岳!




山川港についたら、早速、お昼ごはん。

またまた、「春・かつお丼」。

もう、これに限ります。



かいもん山麓ふれあい公園の入り口で

桜のお迎えです。




翌朝登る、開聞岳が目前です。

りっぱな楠の下で

ひたすら、くつろぐ私でした。





最高のロケーションでしょ!




あの、憧れの開聞岳を




独占中。






ところが、この後、雨が降り出しました。




風も強まり・・・・

「零式」艦上戦闘機五二型

平成4年、2機の零戦が鹿児島県の錦江湾と吹上浜の海底から引き揚げられ、

ともに補う形で1機の零戦となった。




「サカエ」製エンジン




海軍鹿屋(かのや)基地



九州では「知覧(ちらん)」を思い浮かべるのですが

海軍の鹿屋基地で908名、次いで、

陸軍の知覧、436名

全国から集まったゼロ戦は大隅を経由して

飛び立った。




特攻出撃した戦死者数が最も多かった






だから少女はその海を見ない

初めて心を結びあった 背筋の スラリとした青年の

若い生命が沈んでいる海


燃える火をかばいあって

愛することの喜びと

離れていくことの悲しみに胸をひたし

ひき裂かれていったいったその頃の青春

だから少女はその海に行かない

戦いがすぎて

戦いを知らぬ 青年と少女が


裸でたわむれる その海へ


海の底には青年の眸(ひとみ)がある

水色のリボンで結んだ 少女の髪を

しっかりと胸の内ポケットに秘めて

国を守るのだと 沈んでいった青年の瞳が


「特攻」より 山下 千江さん作




本日の記述すべて、

・「湾岸タイムズ」 第5号より抜粋


くにの松原キャンプ場管理人

堀之内 裕行氏のご厚意により入手。


皆さん、是非、大隅半島・大崎町を訪ねましょう!

戦跡を始めとする歴史、食文化は魅力に

満ちあふれています。