長らく更新を放置してしまいました・・・。
本来なら以下の写真についての記事も
3月20日掲載の予定でしたが、
さぼっておりました。
すみません。
この週末に、この本を連れて、香川県の坂出
四国八十一番霊場・白峯寺へ
バイクをはしらせました。
お遍路ではありません。
NHK大河ドラマ・平 清盛でまもなく始まる
保元の乱・敗走によりこの土地に配流(島流し)
され、亡くなった、崇徳上皇の御廟所です。
この本は、去年の10月頃から借りては返しの繰り返しで、
なんと、3ヶ月もかけ(過ぎて)読んだ著作です。
現代語訳も交えて、文法のあやしい読者の想像力でも
充分補える工夫がなされており、すっかりはまりました。
32年も経過した本ながら、岩手県の古本屋さん、
「イーハトーブ」・本の森に在庫が判明しましたので、
当時の時価の2倍程度でしたが、
滅多に、モノはため込まず、
ましてや、本は保管しない私でも、
この本は
躊躇無く購入しました。
先の大河ドラマ・『江』より遡ること400年
図書館の書架の平家物語に一旦目がいきましたが、
華々しい12巻の平家物語に至るまでの軍記物語集団の
先頭を切って現れ、保元の乱を扱った『保元物語』であり、
平時の乱を扱った『平治物語』。
比して小品かつ影が薄い印象ですが、平家全盛への過程を綴った
これらの作品があってこその平家物語だということがわかりました。
それにしても、このタイミングで、ドラマが始まり、
活字に苦戦していた私には、ドラマの映像は
まさに、いのちを吹き込まれ、今に生き返った
主人公たちのリアルな活劇として、それは
あまりにも、まぶしいのであります。
それなりに苦労したご褒美かも知れません。
お笑いかもしれませんが、
まずはオープニング曲にしびれ、
毎回のドラマを最低3回は繰り返し観て、
この本の物語の主人公の言い回しや、家系図、
相関関係を『味わって』いるのです。
おもしろいどころではなく
真剣そのもの
なんですよ。
あの信西は、いつもトレールバイク・TLR200で走る
茶畑のある、
田原のどこかで、無惨な死を遂げており、
悪佐府頼長も奈良坂で息絶えております。
ながながとすみません。
要するに
「朕のまつりごとがしたい・・・。」の崇徳上皇
に会いに
この度のツーリングなのであります。
背景は瀬戸内海!
整理が遅いですが、御廟所に到着した当日の
サプライズをお伝えしたいとおもいます。
さて、これは誰だかわかりますか?
周辺人物はNHKスタッフですよ。
ではまた
次回。




