リトミックの体験の方でお子さんの反応に困惑していらっしゃることが多いのが、一歳過ぎたお子さんの場合です
一歳を過ぎてからの「新しい習慣」はどれもとてもたいへん😞💦です
自我が目覚め、いやいやも始まる頃だからです
でも、0歳から自然に始めるとすんなり進められしかもとても能力を発揮してくれます
1歳からが遅いと言うわけではありませんが、既にしっかりした「自分」があるということを認識して対応してあげることご大切です
グループレッスンでは子供同士の小さな社会もできあがります
これがとても重要なことなのです
自我が目覚めるということは「他の人の我」も認めないとならないのですが…なかなか難しいですよね
今までは、目にするもの、手に触れるものは全部「自分のもの」だったけど、体験でいらした時は、全部初めてで、全部他の人のもので、危険で触ったらいけないものや、他の人の物もばかり
立ち上がり、歩き始めると何でも手に取ることができますが、それと同じ数だけ危険な物もあります
特に私は、だめなものは なぜだめなのかも含めて「だめ」と初めてのお子さんでもちゃんと伝えます
それは、危ない物であったり、使い方によっては怪我をする危険があるからです
40年
もレッスンしていると様々な場面に遭遇します
もレッスンしていると様々な場面に遭遇しますそれも「まあいいかなぁ」と思える生活の中にある物を持って行ってしまったときに、うっかり事故が起きてしまうのです
今までは、ちょっとした怪我や壊してしまったくらいで、人に大きな事故は起きていませんが
私は一歳過ぎたら赤ちゃん扱いはしません
「話せば解る 」 と思っているので目をみて話をします
でも初めての会った人にいきなり「これは危ないからだめよ」と言われると誰でもびっくりしますよね
他の人が持ってるものが欲しくなっていきなり取ってしまうことも多々あります
そんなときも「これは○○ちゃんのものよ 先生のを貸してあげる」と言いにそばに行きますが、その子の物が欲しくて身体を激しく動かして泣いたりします
そしてだっこさせてくれたら、抱きしめて落ち着くまで背中をトントンします
耳元で小さな声で「だめって言ってごめんね」と囁きます
私は「だめ」と言われたことで傷ついたこともちゃんと謝ります
今までは知らない人に「だめ」と言われる場面が無いかと思います
でも、大きな学びのチャンスと考えてください
いろんな社会のルールを覚えることができるのです
大きな心の成長ができるチャンスなのです
そして、今参加してくださっている皆さんも同じようにルールを学んでリトミックのレッスンに参加しているのだとお考えくださいね
レッスンが進むと
子供同士で「思いやり」を見せてくれる場面があり、涙がでるくらい感動することがあります
泣いてるお友達をハグしに行ったり、自分の物を貸してあげようとしたり…
大事な、なかまノートを見せてあげたり
素晴らしいですね
私は、お子さんの何年も先を見ながらレッスンしています
だから体験のときに大泣きなさっていても、全く気になりません
泣き止むことが解っていますし、自信をもってにこにこしてみんなの前で発表する姿を見せてくれるのが解っているからです
大泣きした方こそレッスンに参加して頂きたいのです
素晴らしく成長した姿を必ず見せてくれます
信じて参加してください
かなり遅咲きのうちのスイトピーです
