14) ランプーン~ランパーン~タークへの南下 | BIG BLUE SKY -around the world-

14) ランプーン~ランパーン~タークへの南下

第十四話) ランプーン~ランパーン~タークへの南下


五日目 8月5日、二泊したチェンマイを後にして、復路 300km を南下する。

ランプーンでは、ワット・プラ・タート・ハリプンチャイに参拝する。
チェディ (仏塔) の回廊を降りると、モスレムの Pop がワットの敷地内を歩いているのが見えた。
珍しいことも有るなと思ってよく見ると、宝くじを買うところだった。
タイでは宝くじの人気が驚くほど高く、いたるところで売られている。
運良く願い事が適うと言うことで、ワットで宝くじを買う人は多い。



[ワット・プラ・タート・ハリプンチャイのチェディ (仏塔),ランプーン] (2016)
Chedi of Wat Phra That Hariphunchai at Lamphun, Thailand


ランプーンからランパーンへ向かう途中、Pop 馴染みの店で遅い昼食とした。
北タイでは一般的なカオ・ソーイ (カレーラーメン) を注文する。
2011年 8月4日に、チェンマイ郊外ドイ・プイ山に在るメオ族の村で食べて以来の五年振りだ。
前回、具の鶏肉の味が少し妙に感じて、直ぐに腹痛に襲われたことを思い出す。
今回は用心して食べたが、まあ大丈夫だろう。



[カレーラーメン "カオ・ソーイ",ランパーン] (2016)
Khao soi, Lampang, Thailand


ランパーンでは、ワット・プラ・タート・ランパーン・ルアンで馬車に乗る。
ここの馬車巡りはとても有名で、大勢の観光客が訪れていた。
Pop,Erika と三人一緒に、大き目の馬車に乗って名跡を一周する。
途中で通り雨に遭ったが、パラソル付きなので問題は無い。
ロードレーサーに乗った大学生の一団が、雨の名跡を周回しているのを見て、Erika が手を振っていた。

馬車を降りて車に戻ると、陶器専門の大きなショッピングセンターへ向かった。
ここで Pop は今日の仕入れをするようだ。
ランパーンには良質な粘土層が有り、古くから窯業が栄えている。
Erika は、あなたのファミリーへと言って、小物とアクセサリー,そして唐津焼を思わせる茶碗をお土産にくれた。
気遣いに感謝する。



[カフェ・アマゾンで休憩,ランパーン~ターク間] (2016)  撮影前に全員が口を付けてしまいました。
Café Amazon, Between Lampang and Tak, Thailand


ランパーンからタークへ向かう街道沿いの Café Amazon に寄って、コーヒーとケーキで休憩する。
タークはアジア・ハイウェイ一号線と二号線 (AH1, AH2) の交差/分岐点に当たり、AH1 を西へ向かうとタイ側のメーソートからタイ-ミャンマー友好橋を渡って、ミャンマー側のミャワディへ至る。
ミャンマーまで約 100km。
チェンマイから約 200km を走って来たことを思えば、ミャンマーはすぐそこに在る。



[アジア・ハイウェイ 一号線・二号線の標識,ターク] (2016)
Traffic sign of AH1 and AH2, Tak, Thailand


五日目は、タークのスアンシン・ランナー・ホテルに宿を取る。
一泊 400THB (1,281円)。
今日の 300km の南下で、この国の交通事情がよく分かった。
車での一日 500km 程度の移動は、無理なくできるだろう。
今後の参考にしたい。


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