02) バンコク再訪 ～プラクルアン職人との出会い～

02)　バンコク再訪 ～プラクルアン職人との出会い～　　Meeting with Phra Khruang Artisans

昨年、通ったバンコク市内の定食屋へ行ってみると、お店の女主人は再訪を喜び、近くの親戚宅へと招待してくれた。

そこにいたのは、女主人の義兄にあたる CH 氏，AL 氏，BA 氏の三兄弟と、女主人の息子 JY 君。

CH 氏と AL 氏は、仏像や高僧などを象ったお守り "プラクルアン" を製作･販売する職人、BA 氏は電気技術者、JY 君は "プラクルアン" 職人見習い中だ。



[庭先で歓迎の宴]　(2008)


彼らの仕事場を見せて貰うと、金･銀メッキ設備，精密加工工具を始めとして、多種多様な道具が取り揃えられており、NN 夫人が彫銀加工を行っているところだった。

AL 氏の説明によると、タイの仏教徒は老若男女を問わずプラクルアンへの関心が高く、週刊･月刊の専門誌が刊行されているほどで、一大市場が形成されているそうだ。

三兄弟と話しが弾み、泊まっていくように勧められたが、初日は市中に宿を取っていたので、数日後の再訪を約束して宿へと引き上げた。



[三兄弟と意気投合]　(2008)


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