◎このブログは、長女りっちゃんの先天性心疾患を乗り越えた5年間の記録です。
過去の出来事なので、私の記憶が曖昧な部分もあります。
また、現在のブログと同時に投稿していくので
分かりやすくする為、過去のブログのタイトルには◆マークを付けます。
長い記録になりますが、よろしくお願いします。











妊娠6ヶ月の妊婦検診の日、私は腹部エコーで赤ちゃんをみてもらっていました。

辛かったつわりも大分落ち着いて、パートのお仕事も出来るようになっていました。



時間をかけて、隅々までみてくれていて
「お腹からのエコーって、こんなに丁寧にみてくれるんだ。」
と思いました。





「はい、終わりですよ。」と先生に言われた時
なんとなく、
「お腹の赤ちゃんは順調ですか?」と聞きました。


私の声が聞き取りにくかったのかな?
先生は何も答えませんでした。




待合室で待っている時、モヤモヤしました。

1人目だから、分からないけど
エコーの時間が長かったように思えた。
いつも笑ってる先生が、何も答えてくれなかった。


そして、院長室に呼ばれました。
嫌な予感は的中でした。

気になる事がいくつかあります。と院長先生からのお話。

「今日のエコーで、心臓に穴がある事が分かりました。それと、胎盤に影がみえるみたいです。
この影が何なのか、調べたい。
へその緒が首に3重に巻き付いてるし、帝王切開になる可能性もある。
ここでは対応出来ないので、大きい病院へ紹介状を書きます。転院しましょう。」




私が通院していた個人病院は、近隣の総合病院と連携しているので
その場で電話をしてくれて、一番早い日に予約を取ってくれました。


「本当は明日にでも行って欲しかったんだけど、向こうの担当の先生の都合で
総合病院の予約日が10日後になってしまいました。
この紹介状を持って、受診して下さいね。」

と看護婦さんに言われて、病院を出ました。







毎回、妊婦検診が終わった後は
実家の母と、義実家の母に連絡してました。


今日の事は、伝えた方がいいのだろうか…



でも、私1人では受け止められなくて
実家の母と、出産経験のある姉に電話しました。
2人とも驚いていて、お腹の子に何が起こっているんだろう?という感じでした。

私も混乱していたので、義実家の母には落ち着いてからにしよう。と思い
“赤ちゃんは○○gになってました。”とだけ伝えました。




仕事中の夫にはLINEだけにして、帰ってきてから話そう。








心臓に穴。胎盤に影。
これは病気なの?


想像もしていなかった。これは、自分に起きている事なのか?
これからどうなるんだろう。という気持ちでした。









つづく。