旅行の5日目、ポルトの1日目は




Giramassaで朝ご飯を食べる所からスタート。




↑ナタとクロワッサンだと言われた不思議なパン




↑夫の頼んだハム&チーズのホットサンドイッチとコーヒー

ハム&チーズのホットサンドイッチは

やはりどこで食べてもハズレはないのか美味しかったですが

私の頼んだパンはクロワッサンとは似ても似つかない物だったし

ナタも★☆☆☆☆(星1つ)。

でも地元の人は沢山来ていてほぼ満席だったし

お値段も全部で€6とか€7とお安かったので
 
私の頼んだ物が良くなかったのかも知れません。


(レロ イ イルマオン)

この2ブロック以上続く長い長ーい行列が吸い込まれて行く先は




こちら。

世界で最も美しい本屋さんの第3位に選ばれた本屋さんです。

でもこちらの本屋さんに入る為にはチケットが必要なので


こちらのお店の奥の階段を下りた先にある




チケットカウンターで1人€5の入場チケットを買いました。

ここで払ったチケット分の金額は店内で本を買った際に

割り引いて貰えるので本を買えばお得なシステムになっています。


    

店内が狭いからリュックや大きめの斜め掛けのバッグは

ロッカーに入れてきてね、と言われたので荷物はロッカーへ。

(ロッカーに使う€1は最後に戻って来るので取り忘れないように。)

1時間以上並ぶのかなと思いきや回転が速いのか

30分もしない内に店内へ入れました。




店内は大混雑!!! 




小さい店内には人だらけですれ違うのもちょっと大変な程。

リュックや大きい荷物は確かに持って入れない混み具合です。

店内入ってすぐ目の前にある階段はとても印象的で

みんながこぞって写真を撮ろうとするので大渋滞になっていました。




↑天井には大きなステンドグラス




店内の至る所に施されている装飾も店内もとても綺麗!

映画に出てきそうな本屋さんです。

だけど本当に混雑しているのでゆっくり写真を撮ったり

店内をのんびり見たりというのには向いていないかな?

私達は思い出にとポルトガル語で書かれた

この本屋さんにまつわる€8の絵本を買いました。
(チケット代の€5を引いたので払ったのは€3)

(カルモ教会)

この教会の側面はアズレージョで一面覆われているんですが

このアズレージョはポルトガル最大のものだそうです。

私達は通り過ぎただけでアズレージョは見なかったな。。。




(クレリゴス教会と塔)

この高さ76mの塔はポルトの町のランドマークとなっていて

ポルトの町のどこに居ても目に入るのですが

それもそのはずでポルトガルいちの高さなんだそう。

塔の上からの眺めが最高との事だってので

折角だから上ってみることにしました。




塔までの道順で教会内部を上から覗く事が出来たのですが

内部の形が楕円形でちょっと変わっている印象を受けました。




1枚目の写真中央右側の壁に付いている小さな小さなブースでは

パイプオルガンを弾いている男性が居ました。

あまりにも小さいブースだったのでもう少しで見落とす所でした。




塔のてっぺんまでは255段の階段を自力で上らなければなりません。

人1人がすれ違うのがやっと、時にはすれ違う事すら出来ない程狭く

更には延々と続く先が見えない階段なので

『上る』というよりは寧ろ『登る』と言う感じ。




でも上から見下ろした景色は本当に綺麗で、

階段を上るまでに1時間待ったりもしたけれど

それだけの価値は十分にあると思いました。




先ほど行った本屋さんにはまだ長い行列が出来ていました。

でも私達が並んでたよりは短いかなー。





ポルトガルを代表する食べ物の中にバカリャウと呼ばれる

タラの塩漬けの干物があります。

ここはそのバカリャウの美味しいコロッケが食べられると

評判のお店です。




バカリャウを混ぜたお芋のコロッケの中からチーズがとろーり。

美味しそうー!!!




店頭ではおねぇさんが大きなスプーン2個を使い

綺麗なコロッケを丁寧に成形中。




店内から外まで行列が出来る程大人気のお店です。




サンデマンというワイナリーの白ワインを一緒に頼んだら

ワインとコロッケがセット出来るプレートで出してくれました。

このコロッケ、できたてアツアツで超美味しい!!!!

と、言いたかったけれど中に入ってるチーズが臭かったガーンアセアセアセアセ

ゴートチーズだったんですね。。。

気付いてから見てみるとチーズが流れてているポスターには

しっかりヤギが写ってました宇宙人くん

ゴートチーズが苦手な私にはカナリ厳しかったタラー

そしてお値段もかなり強気でお高め。

うーん、残念。

(ドン ルイス1世橋)

この橋はエッフェル塔を設計したエッフェルさんの弟子が設計した

2階建て構造の橋でドウロ川に架かっています。

1階が歩行者と自動車、2階が歩行者とトラム用になっています。

橋のふもとはちょっとした広場になっていて

私達は橋の下で3時から始まる4時間の

3つのワイナリーを巡るワインツアーに参加する為に来たのですが

大道芸人さんやタップダンスを踊っている人などが

各自の技術を披露していました。




橋を渡って先程まで居た所を振り返ってみると

カラフルな建物や午前中に登ったクレリゴスの塔が見えました。

魔女の宅急便のキキが住んだ

海の見える町のモデルとなったとも言われているポルト。

とても綺麗ですね。




ワインの樽を積んだボートが何艘も浮いていて

それがまた絵になります。




ワインツアーではポートワインの製造方法や保存方法、

各ワイナリーの歴史やポートワインの種類とその違い、

ポートワインがポルトガルであまり飲まれない理由などを

教えて貰えるのですがそれがとっても面白い!






しかもワイナリーで試飲出来るポートワインが超美味しいんです!!

私は一般的なワインは渋くて苦手なので

正直ポルトでのワインツアーも期待はしていなかったのですが

ポートワインは甘くて美味しくて

大好きだって事に気が付けたのが何よりの収穫でした。




路地裏にはこんな大きなウサギのアートもありましたよ。




だんだん日も暮れてきて空とドウロ川のほとりが色付いて来ました。




最後のワイナリーではビルの屋上で綺麗な景色を見ながらの試飲。

全てが最高!!






街の灯りが水面に反射してとっても綺麗でした。




ドン ルイス1世橋もキラキラと輝いて昼間とはまた違った趣です。






夜景を見ながら試飲をした後は建物の中でまた試飲をしました。




↑ホワイト




↑ルビー




↑ビンテージ

ポートワインの中で私が最も好きなのは

1番甘さを強く感じるルビーと呼ばれる種類のポートワインです。

ビンテージはポートワインの中でも最高級で

濾さずに瓶詰めをするので細かい粒子が入っているのが特徴だそう。

ワインとダークチョコレートの相性が良いのもここで学びました。

色んなことを学び、沢山のポートワインを飲み、

綺麗な景色を見れた楽しい事だらけのワインツアー、

4時間もあっという間だったので参加して本当に良かったです。

超オススメのツアーでした。





ワインツアーを終えて晩御飯を食べに寄った市場。

ここはポルトガル人のツアーガイドさんがオススメの場所で

色々な物が売っているので良いなと思ったけれど

大混雑すぎて座れるお席も無ければ

待っても座れそうな気配すら無かったので諦めて別の場所へ。









↑何故か獣臭が強くて臭かったのであまり食べれなかった生ハムと




↑ロブスターみたいに見えるけど実はかまぼこが乗ってるサラダ




↑ポルトガルでは国民食のいわしと




↑牛の内臓を煮込んだポルトの伝統(郷土?)料理『トリパス』


(写真はインターネット上より拝借しました)

パンの上にハムとチーズを乗せて、さらにソースが掛かった

ポルトの伝統(郷土?)料理その2『フランセジーニャ』


私はお魚も内臓も獣臭いものも好きじゃないから食べれなかったし

フランセジーニャは味が濃くてしょっぱ過ぎたので

このレストランは正直に言って好きじゃないけれど、

好き嫌いが特に無く、更にはいわしを食べたいと言っていた夫が

このお店でいわしを食べられた事と

他のお料理も美味しかったよと感想を言ってくれたのは良かったです。

私はここでもまたポートワインを頼んだら流石に8杯目だったからか

帰り道は頭も足もふらふらになってしまいましたが

その酔いも楽しく気持ち良いと思えるそんな楽しい5日目でした。

つづく