4日目はリスボンからポルトと言う場所への移動日だったのですが

まずは朝ごはんを食べにアパート近くのパン屋さんへ行きました。






前日にも見たグロリア線のケーブルカー。

また通り掛かって見ることが出来ました。

やはり太陽の下で見た方が鮮やかで可愛いです。




グロリア線が通る急な坂道に合わせた車体は独特ですね。





地元の人が多く訪れるパン屋さん(カフェ?)。

円筒形の店内には豪華な装飾が施されていてとても綺麗です。




↑ナタ




↑チキンのサンドイッチ




↑卵のサンドイッチ

ナタは★★☆☆☆(星2つ)。

すごくおいしそうな見た目だったけれど

プリンみたいな美味しさはなくてただ甘いだけといった印象。

サンドイッチも味付けは塩胡椒だけで

ケチャップやマヨネーズは使われていなかったので

美味しくないとは言わないけれど

もうちょっとどうにかして欲しかったと言う感じでした。


(サンペドロ デ アルカンタラ展望台)

ここはリスボンの街並みが一望できる展望台で





このCMのロケ地でもあります。

私たちが訪れた時は工事中だから改装中だか柵が建てられていて

端に近づくことが出来なかったのが残念でした。


(サン ロケ教会)

このサン ロケ教会は

フランシスコ ザビエルが所属していたイエズス会が所有しており

1584年には日本から来た天正遣欧使節団が

1ヵ月滞在していたと言う日本との関わりが深い教会です。




 



教会内の繊細な装飾は金色に輝き

教会のシンプルな外観からは想像できないほど豪華でした。




フランシスコ ザビエルの像もありましたよ。




これにてリスボンはおしまい。




3日間お世話になったリスボンを後にして

この日の最終目的地であるポルトへ向けて出発しました。




↑途中で寄った高速道路のトイレ



中にはトイレットペーパーは設置されておらず

外で適当に取ってから入るシステムです。

私はトイレットペーパーがお外に設置されていることに気づかず

中に入ってから気づいてびっくりアセアセアセアセ

どれだけトイレットペーパーを使うかなんて

実際に用を足してみないとわからないので

このシステムは非常に良くないなぁと個人的に思いました。


(コインブラ)

ここはリスボンとポルトのちょうど中間にある街です。




坂を登って




更に登って




階段も登って




こんな落書きアートを見ながらたどり着いた先は

(旧コインブラ大学の中庭)

この大学とは思えない豪華な造りの建物はかつて王宮だった宮殿で

現在は大学として使われている世界遺産です。

そして世界で最も古い大学のうちの1つなんだそうです。

今回この場所に寄り道をしたのは

世界ふしぎ発見でも放送されていたとても美しいと有名で

更には実写版の美女と野獣に出てくる図書館のモデルにもなった

ジョアニナ図書館を見てみたかったから!!

というわけで、まずはジョアニナ図書館見学のためのチケットを


(大学図書館)

で購入しました。

図書館には入場できる時間があらかじめ決められているのですが

その時間までには2時間以上もあったので




目の前にとても綺麗な景色が広がる

Restaurante Loggiaと言うレストランに入ってみました。

このレストランは本当にロケーションが最高!!



でもここで買ったお菓子には全て

卵黄とアーモンドプードルとお砂糖とスパイスを混ぜました!!

と言うクリームが詰まっていてどれもこれもほとんど同じ味アセアセ

まだお昼ご飯を食べておらずお腹は空いていたのに

お菓子は全然食べれませんでしたガーン

(鉄の門)

(ラテン回廊)

かつてこの建物の中ではラテン語で話すことが義務づけられていた

と言うのが名前の由来になっている豪華な建物です。




このラテン回廊の長い廊下の窓から見える景色がとても綺麗でした。




たまたま私たちと同じタイミングで居た

日本の30人ほどの団体客のツアーガイドさんが

この広間は今でも何かの口頭試験や授与、式典に使われている

と説明しているのが聞こえてきました。

私が写真を撮っている位置から

ご両親たちが見守る(見守っていた?)んだそうです。


(ジョアニナ図書館)

この図書館は3階建てになっているんですが

3階にある有名な図書室は残念ながら写真撮影禁止になっています。

私が撮ったこの部屋の本は二階のものですが

見渡す限り古い本だらけでどれもこれも貴重そうでした。待ちに待った3階の図書室の滞在時間はわずか10分程度。

息を呑むほど美しいとはまさにこのことかと言うほどの豪華絢爛さで

あまりにも現実離れをしていたので驚いてしまいました。



この2つのサイトではジョアニナ図書館と

美女と野獣に出てくる図書館を写真付きで比べているのですが

コインブラ大学のサイトのほうが写真が多くおススメです。

こんな図書館が実在していたとは。。。

本当に圧巻でした。




↑ジョアニナ図書館の出口

中も豪華ですが出口も負けない位豪華です。

(サン ミゲル礼拝堂)

ジョアニナ図書館のすぐ真横にある礼拝堂です。




壁一面のアズレージョと天井を覆う鮮やかな装飾、

吊り下げられている超巨大なパイプオルガン。

小さめの礼拝堂ながら芸術がぎゅっと詰まっていて見所が多く

ここでもまた美しさに驚かされました。




コインブラ大学を後にして坂を下り

少しメインの通りをプラプラと歩いてみました。

人通りも多く、どこからか音楽の生演奏が聞こえてきたりと

年末にも関わらず活気がありました。



その中でちょっと行列ができている

人気がありそうなお菓子屋さんを見つけました。




店内にはまた沢山のお菓子が並んでいましたが

その中で最も目を引いたのはこちら。




コンフェイトと言う日本の金平糖のルーツになった

ポルトガルの伝統菓子です。

現在ではポルト、コインブラ、アソーレス諸島などの

一部の地域でしか作られておらず

どうしてもお土産に欲しかったけれど買えるか分からなかった一品。

ここで出会えるとはと!お土産にいくつか買いました。




後は勿論ナタ!

結果は☆☆☆☆☆(星0)

もう何が美味しくないって全然分からないけれど

1口目を食べようと噛んだ瞬間から美味しくなくて

1口食べただけでもう後は全く食べれませんでした。

しかもよりによって何故か今まで食べてきたナタの

2倍位の大きさなんですアセアセアセアセ

この旅行で唯一の食べきれずに丸ごと捨ててしまったナタでした。


お口直しにジェラート屋さんでアイスを買いました。




↑夫のイチゴ(左)と私のティラミス(中央)

夫のアイスはイチゴを丸ごと潰してシャーベットにしたのかと思う程

イチゴそのものの味でとっても美味しかったのに

私のティラミスはもはや何だかよく分からない味。。。

ナタに続きアイスでも失敗をしてとても残念な気持ちになりました。




これにてコインブラ終了!

予定より2時間以上も長く滞在し思っていたより楽しめた

コインブラに別れを告げて次の目的地へ向かいました。

続く