年末年始にアイスランドへ旅行に行って来ました。
私の周りでは2人の友人が既にアイスランドへ行っていて
彼らによればとてもお勧めだと言う事、
またその内の1人は
絶対にもう一度アイスランドに行きたい!
と言うほどの場所であるらしい事。
更にアイスランドはオーロラが良く発生する
オーロラベルトの真下に位置しているので
滞在中オーロラが見える確率が高い事もあって
この旅行が決まって以来本当にとてもずっと楽しみでした
行ってみたい所もこんなに沢山!!
年末年始のアイスランドはミシガンと同じく冬で
ガイドブックによれば基本的には気温が2度〜−2度と
ミシガンよりも暖かく過ごしやすそうでしたが
風が強いとの事だったのでそれなりの装備を整えました。
そして遂に迎えた出発の日!
2日前からワクワクとドキドキが止まりませんでした。
アイスランドまでは意外と乗り継ぎが多く
デトロイト→ボストン→ニューヨーク→アイスランドと
2回の乗り換えを挟むのですが、
ボストンで飛行機が1時間半遅れ、
飛行機に乗り込んでからも
滑走路が混み合っていてなかなか飛び立てず
どう頑張ってももうニューヨークから
アイスランド行きの飛行機にはもう乗れない事が判明した時
『飛行機が遅れて本当にすみません。
飛行機の乗り継ぎが間に合わなかったら
チケットを無料で交換しますので言ってください。
でも出来る限り早く到着出来る様に飛びます。』
と、機内に流れたパイロットからのアナウンス通り
1時間半35分のフライトを55分に縮めた時には
本当にビックリしてしまいました!
我先にと飛行機を飛び出してシャトル乗り場まで走り、
シャトルを降りてからもゲートまで急いだ結果
飛行機に乗り込む事が出来た時には本当に安心しました
アイスランドに着いたのはミシガン時間での午前3時前。
アイスランドの午前8時前です。
この時期の日の出が11時以降とは知っていたのですが
本当にこんなに真っ暗だとは驚きでした。
ちなみに日没は午後3時半前。
日照時間が1日に4時間あるか無いかなので
その日中の4時間で見たい所を見て回るのが
少し忙しかったけれど、
いつまでもダラダラとせずに済んだので私は好きでした。
空港で少しだけドルをアイスランドクローナ(ISK)に換金し
レンタカーを借りて走り出したのが10時頃。
10時にこの空というのが本当に不思議な感じです。
この日の目的地は見所が集まっている
『ゴールデンサークル』。
まずは1番見たかった大地の割れ目を見に
Þingvellir National Park (シンクヴェトリル国立公園)へ。
ここから4時間で見たい所全てを回ります。
このシンクヴェトリル国立公園では
東にユーラシア大陸、西に北アメリカ大陸があり、
毎年2.5㎝〜3㎝広がって新しい大地を作り出しています。
通常は深い海の中でしか見られない大地(地球)の割れ目が
地表に出ている世界的にも特別な場所なんだそうです。
この左右に見える岩の様なものが
北米大陸(左側)とユーラシア大陸(右側)です。
この目の前の道こそギャオと呼ばれる大地の割れ目です。
↑
北米大陸
北米大陸はとても背が高くてがまるで崖の様でした。
またこのギャオではダイビングもすることが出来ます。
氷河から溶け出した水で作られた湖は
晴れた日には透明度も150mととても綺麗らしいので
私もライセンスさえあれば挑戦していたと思います。
羨ましい!
遊歩道の外れにある滝です。
ほとんど凍りついていましたが
真ん中だけ滝が流れていました。
凍りついているからか、とても綺麗でした。
滝が流れ落ちた川下も氷と雪の世界でとても綺麗。
アイスランドの駐車場はP1,P2,P3,P4,P5と分かれていて
P1が1番メインに近いが高くP5が1番遠いが安くなっています。
このシンクヴェトリル国立公園の駐車場はISK700掛かりますが
P1がおススメ、綺麗なトイレ(ISK200)もありました。
(駐車場無料。周囲のホテルやレストランの中にトイレもあり。)
この右手に煙が上がっている場所が私の見たい場所です。
アイスランドには国中に天然温泉が湧いているのですが
この場所はアメリカのイエローストーン国立公園の様な
100度近い高温の入れない温泉がある場所で、
その中でも唯一活動している
ストロックル間欠泉を見に来ました。
この間欠泉は5〜10分毎に吹き上げるのですが
この下から吹き上げるもこっとした瞬間を撮りたくて
5回ほど噴出を待ってしまいました。
間欠泉自体は思っていたよりは小さかったけれど
水色のお湯が球状になって破裂する瞬間はとても綺麗で
これはイエローストーンでは絶対に見れないので
ここで見れて本当に良かったです。
日没が近づいているので急いで間欠泉を後にして向かった
この日最後の目的地はGullfoss (グトルフォス)、滝です。
(無料の駐車場が2箇所ある。お土産屋さんの中にトイレあり。)
この駐車場を出た後のレストランから滝までの道が
完全に凍結していて
氷の上を歩く事になったのには本当に苦労しました。
高さ32mで2段になっている滝です。
これは2段目の滝を横から見た所です。
この滝は本当に大きくてとても壮大でした。
まだ3時半だったけれどもう日没を迎えて
暗くなり始めていたので
よく見えない場所もあったけれど
この仄暗さと所々凍り付いた滝がとてもマッチして綺麗でした。
この日は−8度と気温が低い上に風がとても強かったので
手袋をしていても指は痛くて手の感覚が無くなるし
鼻水が出てもそれに気付けない程の寒さでしたが
それでもこの滝はとても綺麗でした。
日没後真っ暗になる前に滝を後にしてチェックインした
私達が泊まったこのホテルは小さいけれどとても綺麗で
近くにスーパーも美味しいレストランもあったので
快適に過ごす事が出来ました。
ホテルに着いて荷物を解いた時点で夕方6時頃。
私の真の目的はこれからと言っても過言ではない
『オーロラを見る事』だったので
休む事も無いままにオーロラハントに出掛けました。
金額が高いのでビックリしました
消費税が24%なんだそうです。
サブウェイで4000円近く使ったのは初めて
この日のオーロラ状況はミニマムで、
見られるかどうか分からないと言った状況でしたが
真っ暗な明かりのない湖の傍に車を止めて待っていたら
うっすらと雲の様なオーロラが出てきました。
その後段々と強くなっていって
今回アイスランドに来るに当たって
『オーロラが見れなくても泣かない』と
夫と約束していた程オーロラを見たかったので
見れて本当に見れて嬉しかったです。
本当は空一面に広がる鮮やかなオーロラを期待していました。
でもこの時見たオーロラでも十分感動しました。
この日のオーロラが出ていた時間は3時間程度。
ピークを迎えた後は段々と薄くなって消えてしまいました。
オーロラまで見れた1日目、盛り沢山で本当に楽しかったです。
続く