給与の流れをきちんと学ぼう

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医療従事者が頭に入れておきたいお金の話

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診療報酬とは、患者が病院や薬局などで保険診療を受けた際の医療サービスの対価として、保険制度から医療機関へ支払われる報酬のことをいいます。診察や検査などの医療技術や、入院などの医療サービスなどについて、それぞれ点数化して定められており、1点10円で計算されます。

そんな診療報酬は、2年ごとにその内容が見直されており、厚生労働省の諮問機関である中央社会保険医療協議会による審議に基づいて、厚生労働大臣によって発表される仕組みになっています。この改定は、医療の現状や社会の経済状況に見合った報酬内容にするために実施されており、医療機関における看護師の配置義務に関する内容など、看護師に直接関わる改定も多く行われています。

医療機関は、診療報酬から人件費や設備管理費、医療機器代などを捻出しているため、診療報酬をどれだけ受け取れるかは、経営面に直結する重要な部分といえます。そのため、診療報酬の改定によって、必要があれば経営方針や体制を変更する医療機関も少なくありません。その場合、看護師が担当する業務が変わったりするようなケースもありえます。

その一方で、看護現場の人材不足を背景としたハードワークな実情が問題視されており、2020年の診療報酬改定では、看護師の働き方改革に関する項目が取り入れられています。こうした影響により、看護師がより働きやすい環境がより整えられていくことも予想されます。このように診療報酬改定は、より良い医療の提供を実現するために、度々審議を重ね、医療機関の問題に対するさまざまな対策を講じているのです。
[参考リンク:知っておきたい診療報酬基礎知識