点滅するLED交通信号機(再)
LED交通信号機はいつも点滅している
を拝見して考えたことの続きです。
電源周波数50Hzの地域(北海道電力、東北電力、東京電力)で30fpsのビデオカメラ(あるいはデジカメ、携帯、スマホ)でLED信号機を撮影すると1秒間に10回点滅しているように見えます。
私が使っているK-rの場合25fpsです。これは電源周波数と同期していますので、LED信号機を撮影すると点灯したままあるいは消灯したまままになります。消灯したままというのは信号が電源周波数(の2倍)で点滅しているとき、暗くなった瞬間だけを撮影していることになります。
関西(中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)に行けば電源周波数は60Hzになります。こうなると事情が変わってきます。
逆に30fpsのビデオカメラでは点滅が見られなくなり(点灯したまま、あるいは消灯したまま)、25fpsのビデオカメラでは点滅が見られるようになります。ではどうのように点滅するか?
前記事と同じように調べてみると一秒間に5回点滅するはずです。
上に書いた60Hz地域にお住まいでK-rのような25fpsのカメラをお持ちの方はぜひ試していただければと思います。
なお、K-5のスペックを見たら25/30fpsと書いてありました。意味がよくわからないのですが、もし切り替え可能ということであれば25fpsで確かめていただければと思います。
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