今回は目標を絞って書きます。すなわち
外出先から自宅のPCを操作する
です。たとえば友だちのおうちから、ホテルから、また職場からおうちのパソコンを操作しようというわけです。
いろんな方法が考えられるのですが、たいていの方法は設定が面倒です。アプリの設定のみならずWindowsの設定、さらにはルーターの設定が必要になったりします。
操作自体はたいしたことはないのですが、どこをどうさわったらいいかわからずつまづくことが多いです。
こういう目的の場合、私は最近はLogMeInを使うことが多いです。
これはほぼインストールするだけで使えます。楽チンです。
操作される側にはあらかじめアカウントを取得してLogMeIn(FreeまたはPro)をインストールしておく必要がありますが、準備はこれだけです。
外出先で自宅のパソコンを操作したくなったらIEでLogMeInに取得しておいたアカウントでログインします。そうするとすぐに使えます。
ただし操作する側ではActivve X コントロールのインストールが発生します。
Active X コントロールというのはFlash Playerみたいな感じでPCにインストールします。これには管理者権限が必要です。自分のノートPCをホテルで使うとか、友だちのおうちでPCをちょっと使わせてもらう、というケースはぜんぜん問題ないと思います。職場なんかだと、ここが少々ネックになります。
（ローカルの）管理者権限を持たないときはFlash Playerをアップデートするときいっしょに、とか工夫が必要です。Active X コントロールのアンインストールはIEのインターネットオプションから行います。
なお、職場で使うとアクセス先が www.logmein.com ですから何をやっているかはモロバレですのでご注意ください。理解のある（？）システム管理者だと会社のPCでへんなことをやられるより、LogMeInなどを使っておうちのパソコンで好き勝手してもらった方が安全に決まっているので、文句を言わないケースもあると思いますが....
http://www.logmein.com">LogMeInについて
LogMeInにはLogMeIn ProとLogMeIn Freeの二つがあって、前者は有償ですが後者は無償で使えます。おうちのPCを操作したいだけならFreeの方でじゅうぶんです。
体験版はLogMeIn Proで一ヶ月くらい経つとライセンスを入力しろとかなんとか出てきますが、Freeとして使うを選ぶとそのまま使えます。
操作する側はIEから行う方法以外にLogMeIn Ignittionというのを使う方法があります。こちらはUSBメモリーからの起動ができますので、他人様のおうちに行っておうちのPCを操作するようなケースだと便利だと思います。こっちだと管理者権限がなくても使えるかもしれません。
ただ、LogMeIn Ignittionは有償で、また使うのに「コツ」があります（新しいバージョンでは改善しているかも)
ところで何も設定しないのにルータを通して（NATで接続されている）PCまでリモートコントロールできてしまうのは不思議ですが、これはLogMeInのサーバーを介しているためです。となるとセキュリティが問題ですが、通信経路は暗号化されているので特に問題ないと思いますし、実際私はこれでネットバンキングとかやってます。といっても軍事・外交に関わる機密事項みたいなのはさすがによした方がいいと思います。
注意喚起（職場からコメントされている方へ）
それでも職場からコメントしたい！
外出先から自宅のPCを操作する
iPhoneでおうちのパソコンを操作する
