カリスマの推移
to--ruです。
お昼休みに、ちょっと思ったことを一言。
連日の様に Michael Jackson のニュースが流れてますね。
正直モロ Michael Jackson 世代ではないので、そんなに詳しく知っているのではないのですが、代表曲やその知名度も高さはもちろん知っています。
未だに続くこの話題性が、彼の影響力の凄さを示してますね。
改めて、彼のカリスマ性を実感しました。
本当に凄い方だったんですね。
。。。最近は彼のような絶対的カリスマは、いなくなってきた気がします。
誰も触れられない、神秘性を持った、絶対的な存在が、最近は少ない気がします。。。
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近年は「個」が見直される時代です。
一世代前の、国を挙げて一丸となった求心力はもはや無くなり、「仲間」としての意識は薄れました。
いわゆる正しいとされていた道には、何も信頼性が無いことに気付き、それまで束ねられてた糸はとたんにほどけて、自由気ままに散乱しはじめました。
そして、
「個」が見直され、
「個」が尊重され、
そして、さらにエスカレートして、
「個」が暴かれ出しました。
近年は情報量も、その伝達力、手段も様々になりました。
世間は一様に、注目された「個」暴くことに躍起になり、そうすることで一時の話題性を得て、そしてその「個」を消していきます。
もう今の世の中には、絶対的な、象徴的なカリスマは必要ないのかもしれません。
求心力が必要無いのなら、それを生み出す必要もありません。
いま求められるカリスマなんて、後に暴くための、比較的ローカルな媒体に過ぎないかもしれません。
「個」が自由になればなるほど、自分の位置を見失います。
世間は周囲の「個」を暴くことで、自分の位置を確かめたいのかも知れません。
ただ、私が大事にしたいと思うのは、
彼が時代の寵児かどうかは関係なく、本当に世の中の人々の心を揺るがしたという事実です。
彼はエンターテイナーとして多くを創造し、我々はそれにより夢と勇気と希望を与えられた。
そこを大事にして、その先に「仲間」を感じれたら。
簡単なようで、難しいですね。
ちなみに、私自身には一切神秘性はありません。
ライブのあのまんまの姿です。
ちなみに、相方は見た目ほんの一瞬だけ神秘性はありそうですが、
やっぱり何にもありません。
もういい年で、メッキもすっかり剥がれ落ちました。
皆さん、我々のライブにいらっしゃいましたら、普通に我々と仲良くして下さい。
尻尾振って喜びます。完全等身大です。
あぁ、仕事に戻ります。
早く金曜になって下さい。