為替介入で156円の壁も死守した。

 

同会合では、声明文から「6兆円」という購入額の表記を削除し、実際の買い入れをある程度柔軟に行えるよう布石も打った(10日付時事通信)。

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金額での国債買い入れ額を削除して、「買い切りオペ」のような、絶対に金利は上げさせないという手段は放棄したようにみえた。

 

だったら金利の上昇は野放しにするという宣言なのだから、長期金利は0.974まで上がった。下の図。

 

これはらんさんの

 

【ステップ2】

国債が更に暴落する→金利が更に跳ね上がる→日銀が利払い可能限界を超えて破綻する(たぶん1.5%の手前あたり)→円の国際的信用が毀損する→円が暴落する

 

に迫るのだから、円の暴落が近づいてくる。

 

 

そうはさせてなるものか。「6兆円」という購入額の表記削除したけれど、「6兆円」はまだまだだから、今のうちならいくら購入しても問題はない。

 

ついでに為替介入。今回が今年最後だけれども、156円のラインを死守してることを示しておけば、少なくても日本人は、ここからはさらなる円売りは仕掛けてこないだろう。

 

日銀と財務省は、やれるだけのことはすべてやりきった。

 

あとは知りません。かもしれません。

 

であればシナリオは2つ。

 

日銀と財務省は、156円の為替ラインを死守しているのが分かったから、これ以上の円売りはしかけない。

 

何をおっしゃるうさぎさん。日銀と財務省は、やれる手は出し尽くしたんだろう。

 

今仕掛けないでいつ仕掛けるのだと、世界中の投資家が総攻撃。

 

1992年9月16日のジョージ・ソロスがイギリスのポンドに売り勝った、ポンド危機が再現されるかどうか。

 

明日の朝がどうなっているかに注目。