※最近(というかほとんど昨日)起こったことを、書いています。
めっちゃ長いので、例によって赤字のとこだけ読んでくれれば大丈夫です赤字のとこだけ読んでくれれば大丈夫です(でも本当は全部読んでほしい…)。
※最近『ライ麦畑でつかまえて』を読み返したので、言い回し、ちょいちょいホールデンの影響を受けてるかもです…すぐ影響される性質なもので。
7月のフジロックには1人で行く予定でしたが、寂しいなあと思って、ダメ元で何人かの友達にLINEしました。
ほとんどみんな忙しくて無理でしたが、1人だけ、「空いてるよ〜」と言ってくれた子がいました!
というわけで、私はその子と2人で行きます。バスの予約めっちゃ面倒だったけど、今からすごいワクワクしてる!
目当てはもちろんノエルだけど、なんかもう、もし何かあってノエルが来れなくなっても、別にいいかなあと思う。いや、ノエルのこと大好きで、本当に来てほしいんだけど、万一無理でも友達と「フジロック」っていう空気を楽しめたら、それで幸せかなあって。
さて、話題を変えて。引っ越しの手続きがほとんど済みました。面倒だったー!!でも自立への第一歩を踏み出せた感じで、すごく嬉しい。
そうそう、今日学校に行こうとして家を出たら、空が広くて青くてバカみたいに綺麗だったんです。だから、Some Might Sayを歌いながら駅まで歩きました。やっぱり、オアシスは夏にピッタリ。
そんなふうに上機嫌だったのは、何も夏の空のせいだけじゃない。今日は金曜日。すなわち、卓球がある日。そう…前に書いた、ノエルに似てる先生の、卓球の授業がある日です。
ただ、嬉しいだけじゃなかった。実は前の授業の最初で、先生がこう言ったんです。
「えー、突然なんですが、この授業は次回で最後です」
えっ、どういうこと!?あと2回残ってるはずなのに!
「最後の授業は、色々と事情があって休校になります。だから実質、次が最後の授業です」
…そう、つまり今日は、卓球最後の日だったんですよ。もう最悪です。一生続いても良かったのになあ、あの授業。
本当に、悲しすぎて死ぬかと思ったよね。大げさだって言われるだろうけど、全然大げさなんてことはない。あーあー、私の金曜日のオアシスが…。
そのうえ先生は、「卓球はもう履修してほしくない」と言うんです。秋学期は別のスポーツを履修しなきゃだけど、2年生になればまた卓球を選べる。でも2年になっても、もう卓球は取らないでほしい、と。
「そりゃ、また卓球を取ってくれたら嬉しいですよ。僕は気分いいですよ」と先生。「でも、君たちには色んなスポーツに挑戦してほしい」
なるほど。先生らしい理由。でもショック。だけど、いつまでも嘆いてるわけにもいかない。私は今日、最後の卓球の授業を受けました。あれは特別な時間だったな。楽しいとかつらいとか、感情が付き纏ってくるような時間じゃない。あれは誰が何を感じていようと、間違いなく特別でした。
授業が終わって、みんなはいつも通りゾロゾロ体育館から出ていきました。
そりゃそうだよな。みんなは先生をなんとも思ってないもん。
最後だから、私はどうしても先生にお礼が言いたかった。みんながいなくなってから、先生の方に歩いていきました。もう心臓バクバク。だけどどうしても言わなきゃならない。
「あの、先生、ありがとうございました」
そしたら先生ね、なんて言ったと思います?「頑張ったね」って言ってくれたんですよ!しかもすごく柔らかい笑顔で!あの瞬間、頑張って本当に良かったなって思ったもん。
「結構うまくなったと思うよ。秋学期のスポーツも頑張ってね」
「はい!ありがとうございます」
先生はそれ以外にも何か言ってたけど、聞き取れませんでした。滑舌が悪いとかじゃなくて、なんか聞き取りづらいんですよ、毎回w ちょっと適当に、気怠そうに喋るからかな。そういうところもノエルに似てるよなあ。
それにしても、「頑張ったね」の一言が嬉しくて、今にも身体が浮きそうだったな。体育館を出て靴を履こうとしたけど、脚がガクガク震えてうまく履けませんでした。
それからも、何度かあの一言を思い出しては先生のことを考えました。私はあの先生のことを、心から尊敬しています。さんざんノエルに似てるって書いたけど、本当はノエルじゃないって分かってるんですよ。別の人として、卓球のプロとして生きている先生が好きなんです。人間としてね。男の人を好きだというと、十中八九、恋愛的な意味だと勘違いされるのでね。
これからも、つらいことがあったら、あの先生の「頑張ったね」を思い出そう。それだけで何十年だって持ち堪えられる気がする。
さて、また話題を変えて、今度はギターのことについて。今までLive Foreverを練習してたんですが、だいぶ弾けるようになりました。
前に、1年生ライブが6月末(約1週間後)にあると書きました。
サークル内でいくつかのバンドに分かれて、1年生を中心に練習するんです。1つのバンドに1年生は1人、他メンバーは全員2年生にするというルール。それで、2年生が1年生に色々教えながら練習していく…
…はずなんですが、実際は練習時間なんてないんですよ。みんな忙しすぎて。一応みんな大学生ですから、それぞれテストだのレポートだのが山ほどあるんです。
前に初めて同じバンドの先輩たちと合わせて弾いたときは全然で、ボロクソに言われてめっちゃ悔しかった。一応ギター担当のC先輩がちょっと教えてはくれるんですが、めっちゃ早口なんですよ。コードとかストロークが分からん以前に、C先輩の言葉が分からん。
そんな感じだから、バンドの空気も悪くなった。しかも、何人かの先輩とトラブルになりかけて、精神的に結構キツかった。
でも、トラブルにならず、優しくしてくれる先輩が2人います。そのうち1人はA先輩といって、新歓のときに1番最初にギターを教えてくれた人です。入部してからも何度も教えてくれたし。
1人で練習してても自分の何がダメか分からないので、おととい先輩に「ギターの質問をしたいです」とLINEして、今日は3時間も教えてもらいました。すごくキツかったけど、でも同時に、すごく楽しかった。
その先輩に、「だいぶ練習したんだね」って言われて嬉しかった。良かった、成果が出てて。
やっと先輩との練習が終わった頃、1人の先輩がやってきました。たぶん私の顔、青ざめたと思います。苦手な先輩だったから。前に先輩たちと合わせて弾いたときにいた先輩だったんです。
でもその人はビックリするぐらいいつも通りで、全然気まずさを感じさせませんでした。
その先輩の名前を、B先輩として話を進めます。
B「(A先輩に)なにやってんの?」
A「ギター教えてた」
B「おーいー。それはCの仕事だろー」
A「うーん、Cは割と感覚で弾くとこあるから、教えんのヘタなんかも」
B「そっか。あいつ先輩向いてねえもんな」
A「向いてないw」
私(笑っていいのだろうか…)
A「ていうかさ、普通1年生ライブって9月とかなんだよね」
私「あっ、そうなんですか」
A「うん。ギター始めたばっかの人が、1ヶ月ちょっとで1曲弾けるようになれとかさあ…結構 無理なことさせてんだよな」
B「な。しかも宅通でしょ?」
私「はい。あ、でも、もうすぐここらへんに引っ越します」
B「おお。賢い判断」
私「あ…ありがとうございます?」
B「(しばらく間があって)しかもさあ、この時期忙しくて、全然集まれないじゃん。テストもレポートの締め切りも近いから」
A「なー」
…この会話を聞いてて、最高に嬉しかった。
そう、そうなの!C先輩 全然教えてくれないと思ってたし、1年生ライブ早すぎると思ってたし、宅通つらいし、忙しすぎると思ってたの!でもそんなんやるしかないから文句言えないし、ずっとストレス溜まってたし、先輩たちに共感してほしかったの!
別に先輩たちに悩みを打ち明けたわけではないけど、私がモヤモヤしてたこと、先輩たちが全部言ってくれて嬉しかった。私、誰かに共感してもらえるのが1番嬉しいかも。
うん、私これで頑張れる。毎日毎日バカみたいにつらいことばっかだけど、こうやっていいこともあるから、絶対これで頑張れる。読んでくれた皆さんもありがとう(あくまで、「読んでくれた」皆さん)。