前回の記事で、


「ジャッキー・チェンの映画にハマってるけど、ジャッキーを見たら好きになってしまいそうだから見ないようにしてる。見たら負けな気がする」


「一生ちゃんとジャッキーを見れそうにない」


 なんて書きましたが、↓



 『ポリス・ストーリー2(九龍の眼)』の視聴時、がっつりジャッキーの顔を見て、あっさり好きになりました。

 どうぞ、こんな私を笑ってください…


 顔が良いんですよね…ポール・マッカートニー的タレ目(別にタレ目が好きというわけでもないのだけど)。


 にしても、『ポリス・ストーリー2』、めちゃくちゃ大好きな映画になりました。映画を観て、あんなに笑って泣いて怒って胸が熱くなったのは、本当に久しぶりでした。ルパンを観たとき以来かもしれない。




 ※以下、少しネタバレ注意




 あと、とりあえずヒロインのメイが不憫で可愛いです。主人公のチェンの恋人です。



 メイは正義感の強い恋人のチェンのことが大好きなんだけど、なにしろ刑事として忙しく仕事をしているから、なかなか2人で過ごせない。2人で旅行へ行く約束をしても、事件が起きてダメになってしまう。


 それでもメイはチェンが好きで、チェンに優しくし続けるのですが、とうとうそんな関係に我慢できず、手紙で別れを切り出します。


 そして、チェンが思わぬ形でこの手紙の内容を知るシーンで、もう涙が止まらなくなりました。



 もうね、『ポリス・ストーリー2』はほんとに凄いです。人間の喜怒哀楽をぜんぶ揺さぶってくる。この映画の緊迫したシーンと余韻のせいで、私は次の日までお腹が痛くなり、食欲も無くしました。


 観てるとめちゃくちゃ情緒不安定になるし、チェンやメイの感じてる緊張感がそのまま伝わってきて苦しいけど、観終わったあとの「私、凄いものを観た!!」という あの幸福感…。大好きな人たちみんなにススメたくなる映画…。


 こんな映画にはそうそう出逢えません。私はもう、しばらくジャッキー映画 以外の映画を観る気になれません。




 ジャッキー・チェンって、やっぱりとんでもない天才なんだな…と再確認できる作品でした。