※2023年10月20日に作成
私が人を好きになる条件。
それは、「相手が自分を好きじゃないこと」だ。自分に告白してきた人のことは、どうしても恋愛対象として見れない。
その証拠に、私はいつも自分に興味のない人に恋をする。芸能人やアーティストを好きになるのだって、結局はその人が自分を好きにならないからだ。
受験前、私に告白してきたM君と、私が好きになったK君がいた。
M君は同じ高校の同じ美術部の子で、K君は同じ塾に通う子だった。
M君は、受験前の私に何度もラインを送ってきた。文化祭のときに少し会話しただけなのに、そんなに親しくもないクセに、「まどか」なんて馴れ馴れしく呼んで。
「好きな人いるの?」とか「お前と〇〇したい(自粛)」とか、そういうセンシティブなことを平気で言ってくる。私の心の中に、土足でズカズカ入ってくる。こっちの気持ちなんてお構いなしで、自分の欲だけを叶えるために。
気持ち悪い。
結局それが耐えられなくなって、私はM君に「気持ち悪いので、しばらく距離を置きたいです」とラインを送り、ブロックしたのだった。
一方の塾で、同じグループに編成され、志望理由書の読み合いや面接練習を行ったのがK君だった。
K君は話すのが苦手な私と違って、淀みなく話す。面接官役の先生にイタイところを突かれても、笑顔で、だけど誤魔化すことなく、素直にこう言う。
「すみません、それについては考えていませんでした。この対策として、今後は…」
それにK君はM君と違って、決して私を好きにならない。「あすなろさん」と呼んでくるし、私のことには一切興味がない。だけど面接練習のときには、ちゃんと私を見てくれる。アドバイスをくれる。それがとても嬉しかった。
私の顔をジロジロ見てくるM君よりも、志望理由書を読んで書いているK君が好きだ。
私なんかに うつつを抜かしてるM君と向き合うよりも、未来を見据えてるK君の横顔を見るのが好きだ。
こんなんじゃ絶対 恋愛なんかできないよなー笑
「今ここにある喜びや快楽を求める人」よりも、
「ずっと上にある未来や目標に向かって進んでいく人」が好きなんだよなー、結局のところ。
☆ ☆ ☆
こんな記事を書いてからしばらく経ちましたが、今はK君のこともどうでもよくなって、突然ビートルズが再熱して、昨日からビートルズやジョージのソロ曲を聴きまくっております。
なんで急に再熱したんだろうって思ったら、ビートルズに どハマりしてた時期からちょうど2年経ったみたいですね。だからかな。
こちら、ちょうど2年前に書いた記事です↓
…とにかく、こういう熱しやすく冷めやすいところを考えても、やっぱり私は恋愛できない女だと言えます^^;