こんにちは、あすなろまどかです。


 今回のタイトルは、伝説のギャグマンガ『すごいよ‼︎ マサルさん』から借りてきました^^;






 この記事は、2022年2月10日に書いたものです。






 これは、私が小6のときの思い出です。


 私が見つけたとあるブログで、『ルパン三世 カリオストロの城』を批判している方がいらっしゃいました。


 私も、カリ城が大好きというわけではありません。好きなんだけれど、今の私はモンキー・パンチ先生がつくり上げた、ドライでエッチなルパンを愛しているのです。


 だけど、その方の意見はちょっと、納得できないなあという感じでした。その方は、以下のように書いていたのです。




「ルパンがクラリスを助け出そうと奮闘する様子は、納得できない。ルパンは女のためではなく、自分のスリルやプライドのために戦うはずだ。


 また、この作品では、ルパンと対等な立場であるはずの次元と五ヱ門が、まるで手下のように扱われている。ルパンは彼らを振り回しているのだ。」




 1つ目に関しては、私も同じようなことを考えていたのですが、2つ目に関しては、あまり同意できませんでした。モンキー・パンチ先生の原作では、次元と五ヱ門って、仲間というより手下みたいな扱いだったし…。 


 このことをお母さんに話したところ、お母さんがたいへん興味深い考察(?)をしてくれたので、ちょっと載せてみます。


 実際には、私とお母さんの対話であって、お母さんが一方的に喋ったわけじゃないんですけど、分かりやすくするために、お母さんのセリフだけを抜粋しますね。




「へえ、お母さんは全然そんなふうに思わなかったけど…。 



 まず、結果としてルパンはクラリスを助けることになったけど、それはオマケじゃないかな。


 ほら、ルパンって、若いころに1度カリオストロに忍び込んで、ボロボロにやられたわけじゃん? 



 そんなことになって、ルパンが平気でいられるはずないと思うんだよね。だから、ルパンは自分の傷付けられたプライドを取り戻すために、本気で伯爵と戦ったんじゃないかな。


 もちろんクラリスを助ける目的もあったけど、どちらかと言うと、自分のためだったんじゃないかな。 




 それから、2つ目のやつ。別に次元と五ヱ門はルパンの手下でもないし、ルパンが2人を振り回してるようにも見えないけど…。


 たぶん、次元と五ヱ門は、ルパンを本当に仲間として信頼してるから、ついていってるんじゃないかな。ルパンが次元と五ヱ門を連れ回してるんじゃなくて、次元と五ヱ門がルパンを信じてついていくというか。


 ほら、ルパン一味ってみんな自由だからさ、誰かに無理やり連れていかれるとか、ならないと思うんだよね。自分の意思でついていくというか。」




 私は感心し、思わず「なるほど!」と言ってしまいました。 


 ルパン・ファンとしてはとても興味深い考察だったので、私は記者さながらにメモをとりながら話を聞きました。




 ルパン・ファンの間でもハッキリと賛否両論が分かれている作品『ルパン三世 Green vs Red』の考察も、聞いてみたいなあと思いました。








 …と、いう思い出です。



 お母さんは、私が小学生のころ死ぬほど見まくっていたカリ城を、たまに一緒に見るくらいでした。にも関わらず、なんでこんなに面白い考察ができるんだ⁉︎



 すごい…すごいよ‼︎   お母さん‼︎