詩「ギターを弾かせて」

 
ひとりぼっちが悲しくて
朝まで歩いてみたけれど
どこへ行ってもひとりの私は
どこへ行っても迷子の子供
 
私はみんなを愛してる
私は地球を愛してる
いいヤツばかりさ 私の四囲は
だけど寂しい気持ちが募る
 
誰に会っても どこへ行っても
心はいつも遠くにある
触れ合っても 笑い合っても
みんながどこか遠くにいる
 
寂しくて 苦しくて
ギターを弾いて夜を待つ
白くてまぶしいギターを弾いて
 
 
 
ロックだけはここにある
どこにも行かない
行かないから
どうかギターを弾かせてくれ
 
 
自殺はしない
しないから
どうかギターを弾かせてくれ