あすなろまどかです。
自分から、自分に向けて書いた詩です。
タイトル「君の幸せは何だい?」
君の幸せは何だい?
何が君の幸せだい?
僕には永久に分からないままなんだ
何かがあるとすぐに感化されて
それに飛びついてしまう君
何がほんとうに好きなのか
僕には分からない
君は ほんとうは何が好きなんだい?
教えておくれよ
わたしの幸せはね
わたしの好きなものすべてなの
好きなものはひとつじゃなくて
この宇宙に存在するものの中で
星のように光り輝く魂たち
努力して光を放つ炎の一部が
わたしの好きなもの
そして わたしの幸せよ
なるほど よおく分かったよ
君が好きなものは
移り変わってゆく時代の中でも
変わらず煙を上げ続ける
一度使ったシケモクと
使い古した拳銃だね
そして あるいは
熱く燃えさかる魂を
空気を震わす音にして
永遠(とわ)に世界をさまよい続ける
ギターとドラムの音色だね
あるいは
人類が持つ哲学を
笑いに変えて 研究し
澄んだ瞳を持ちながら
我が先だと 時代をつくる
努力を重ねた天才たちだね
そうよ そうなの
それがわたしの好きなもの
それらを全部 かき集めて
愛の泉にどっぷりと
浸かって笑って 泣くことが
わたしのいちばんの幸せなの