こんにちは、あすなろまどかです。
楽曲「木綿のハンカチーフ」を聴いていて、思ったことがあるので書きます。
この曲は、田舎から都会へ旅立ってしまった男性と、そんな男性を田舎で待ち続ける女性の歌です。
歌詞はこちらです。↓
思ったのは、「歌詞の女性、わがまますぎじゃない?」ということ。
男性が「君への贈り物を探すつもりだ」と言ってくれているのに、
女性は「私は欲しいものはない」と一蹴。
男性が「指輪を送るよ。君に似合うはずだ」と言ってくれているのに、
女性は「あなたのキスほどきらめくはずない」と、
正直よく分からない理由で拒否。
男性が「スーツを着たぼくの写真を見てくれ」と頼んでいるのに、
女性はおそらく見もせず、「草に寝ころぶあなたが好きだった」とわがままを言う。
男性が「変わってくぼくを許して」と、精一杯の優しさを示して言えば、
女性はいきなり「贈り物をねだるわ」と、木綿のハンカチーフを要求。
(あれだけ、欲しいものはないって言ってたくせに…。)
歌を聴いていると、何だか男性が可哀想になってしまったのでした^^;
…が。何度も聴いているうちに、さらに思うことが出てきました。
それは、
「最初に贈り物はいらないって断られたのに、指輪を送ろうとする男性にも問題があるような…」
ということです。
歌詞の女性の立ち場になってみると、
「都会の絵の具に染まらないで帰って…」
と懇願してるのに、指輪(田舎にはなく、都会にあるもの)を送られたら、確かにチョット嫌だなあ…。
うーん。結局、男と女は別の生き物、価値観の違う相手とは上手くいかない、ということでしょうか。
はじめ、「悪いのはどっちだ?」と考えていた私ですが、
どちらにも非はないのかもしれませんね。
それでは、さようなら!