タイトル「天才さん」
アイツは自分を天才だって言う
俺が1番、俺に勝てるヤツはいないって
アイツは周りをすぐに見下して言う
ヘボは要らん、上に行くのは俺だけだって
天才さんよ、
あんたは何の勝負をしてるんだい?
天才さんよ、
あんたは幻覚を見てるんじゃないかい?
あんたは何にもない壁に向かって
必死でパンチしてるだけだぜ
あんたは誰もいない場所へ歩いて
ひとりごとを吐いてるだけだぜ
天才さんよ、
あんたは何の勝負をしてるんだい?
アイツは自分を天才だって言う
俺が1番、俺が勝ててないと不安だって
アイツは周りをすぐに見下して言う
ヘボは要らん、上に行けないと嫌だって
天才さんよ、
あんたは何の心配をしてるんだい?
天才さんよ、
あんたは現実が見えないんじゃないかい?
あんたは自分の何かにおびえて
自ら孤独になってるだけだぜ
あんたは誰かに見られてると思って
自分で鏡を見てるだけだぜ
天才さんよ、
あんたは何の心配をしてるんだい?
天才さんよ、
あんたは自分が思うほど弱くないぜ
天才さんよ、
あんたは自分が思うほど見られてないぜ
俺とあんたを含めたみんなが
鏡に映った自分を見るのに必死なんだから
天才さんよ、
あんたは自分が思うほど弱くないぜ
天才さんよ、
あんたは自分が思うほど見られてないぜ