こんにちは!あすなろまどかです。


 今日CD屋さんへ行く機会があったので、「The Beatles(通称「ホワイト・アルバム)」を買いました!嬉しい😃
 舞い上がった調子のまま、ホワイト・アルバムをBGMにし、ビートルズについてつづりたいと思います。

 

 

 今回のタイトルにもなっていますが、英語学習に必須なのは、「やる気」と「好奇心」だと私は思います。それについて、ビートルズを絡めながら話したいと思っています。

 

 英語学習には、ビートルズをオススメします。

 ※ただし、英語を勉強し始めたばかりで、かつ時間に余裕がある人だけへのオススメです。

 

 前回のブログで話した、私がビートルズにハマった理由。

 それは、学校の先生がすすめてくれたからというものでした。

 しかし、実はその前にもう少し出来事がありまして。

 

 

 その先生は、英語の先生でした。英語の授業のときに、彼は懐から1枚のCDを取り出して言いました。

「今日の授業はチョット特別です。洋楽を聴いて、その英語の歌詞を紙に書いてください。これはリスニングですよ。」

 楽しみだなあ。洋楽が好きな私は、ひとり心の中で小躍りしました。

 

 赤色のCDをセットする先生。

 さてどんな音楽なんだろうと耳をすませていると。

 

 ジャーン!!

 

 いきなり鳴り響いた、気持ちいいギターの音。

 

「いつびーなっはーでーずないっ、あいびりきーんぐ、らーいかどーっく…」

 英語が苦手な私は、回るCDの中の彼らが何を伝えたいかなど全く分かりませんでしたが、「カッコイイ」ということだけは分かりました。

 私は彼らのピース・ボイスにウットリと聴き惚れて、それを書き写すことなどすっかり忘れていました。

 

 我に返ったとき、先生がこんな指導をしている最中でした。

「はーい、じゃあ答え合わせしますよー。」

 やばっ。全然書けてない…。

 

 紙には適当に、聞こえた(ような)、かつ自分が知っている範囲の英単語をササッと書き、答え合わせの時間を迎えました。

 

 先生は何度も何度も巻き戻し、丁寧に歌詞を教えてくれました。

「じゃあまず最初ねー。「いつびーな」って聞こえるでしょ、「いつびーな」って。この英語は何でしょう?A君、答えてください。」

 指名された誰かが、口から流れ出るようにスラスラと英単語を言っていきました。おそらく、英語が得意な生徒だったのでしょう。

「はい、正解です。最初のところは、「it's been a hard day's night」ね。

 これが、この曲の題名でもあります。「A Hard Day's Night」という、ビートルズの曲です。」

 あ、ビートルズだったんだ、これ。へー。その頃は名前を知っているだけのグループだったので、何となくそう思っただけでした。

 

 先生は、次々とビートルズの曲をかけていきました。

 I want hold your hand、Ticket To Ride、HELP!、All You Need  Is Love…

 全部で5つの曲を聴き終え、そして授業を受け終えた私は、もうすっかりビートルズの虜になっていました。

 彼らの曲のカッコよさにクラクラしたまま、まるで見えない糸に引っ張られるかのように、私は先生の手の中にある赤いCDへと歩いてゆきました。

「先生、5曲の題名をそれぞれ教えてください。どうしても、また聴きたいんです。」

 すると先生は嬉しそうに、全ての題名を教えてくださいました。

 私は先生の唇から滑り出る英単語の数々を、白いメモ帳にしっかりと書き留めました。

「このCDは有名なのいっぱい入ってるよ。買ってみな。」

 そうおっしゃった先生に、私はうなずきました。

「はい!」

 

 数日後、CD屋さんを訪ねた私は、目を皿のようにして赤いCDを探し回りました。

 ありました。私はあまりの喜びにひとり舞い上がりながら、お小遣いをはたいてビートルズを購入しました。

 

 

 …と、長くなりましたが、これが私とビートルズの出逢いです。そこからはもう、ビートルズ漬けの毎日ですwあのCDを選び、聴かせてくださった先生には大感謝です。

 

 

 

 そして、本題に入りましょう(前置きなっがw)。私は最初、英語学習に必須なのは、「やる気」と「好奇心」であると書きました。これは間違いありません。

 私にとっての「やる気」と「好奇心」のキッカケになったのが、上記の「先生がビートルズを紹介してくれた」という経験です。

 

 まあ、英語学習に限った話じゃないんですけどね。ただ、英語を勉強するときには、なおさらこの2つの気持ちが必要だと思います。

 なぜなら、日本人にとって英語は、母国語じゃないからです。当たり前だけど。

 日本人なら、昔から聞いて話してきた日本語を話すことは、容易なことでしょう。しかし、英語を話すとなればどうでしょう?

 

 おそらく多くの人が、自信をなくすのではないでしょうか?

 これは、日本人で英語に慣れ親しんでいる人が少ないからです。特に中学生、高校生は、英語の授業を嫌がる人が非常に多いです(私もその内のひとりでした。)。

 

 外国人がペラペラ話す英語を聞き取れる生徒なんて、おそらくほんの一握り。特に早口の外人とか、訛りが強い外人の言葉なんて、私は1ミリも理解できません。

 英単語の羅列を見てみても、チンプンカンプン。英語を真面目に勉強しようとすると、やる気をなくしてしまいます(これ重要)。

 

 英語が嫌い、苦手という人は、英語を真面目に聞こうとしているのではないでしょうか?(私はその内のひとりでした。)

 そりゃ真面目に聞いたらつらくなりますよ。理解不能な文章を延々と真剣に聞いていたら、精神壊れてもおかしくないです。

 

 では、どうすればいいのでしょうか?

 そんなときこそ、ビートルズの出番です!

 

 別にビートルズじゃなくてもいいんだけど。ただ、英語を勉強したくて、かつ時間があるのならば、歌詞がある洋楽を聴くのがオススメです。

 だけどやっぱり、他の洋楽よりも比較的聴き取りやすいビートルズが超オススメです。外人が歌ってるからそりゃテンポ早いけど、複雑な感じの洋楽を聴くよりは、ビートルズを聴いた方がいいです、最初のうちは。

 

 それになんと言っても、ビートルズは夢中になれます!絶対です!私が保証します。

 夢中になれるってことは、ビートルズを好きになれるってことです。好きになれば、ビートルズを聴く「やる気」と「好奇心」が生まれます。

 

 私は上に記したようなかたちでビートルズと出逢い、夢中になりました。好きになりました。

 ジョンたちと一緒に歌うために、必死で歌詞を覚え、そして自ずと英単語を覚えました。分からない単語があれば、調べたりしながら(実際、ジョージのおかげで「something」という単語の意味を覚えました。)。

 

 すると私は、いつの間にか英語が好きになっていました。英語を学習する「やる気」と「好奇心」が生まれたのです。ビートルズは、立派な英語学習です!

 ビートルズに夢中になって好きになれば、誰でも英語が好きになれます!絶対です!これも私が保証します。

 好きになるのと得意になるのはまた別の話ですが、「好き」という気持ちは、「得意」になるための1番の近道です(私も、ビートルズのおかげで英語を好きになれましたが、まだ得意ではありません。)。最初からムリして英語を得意になろうとするより、まずは英語を好きになりましょう。そう、ビートルズを聴いて。

 

 …と、ここまで英語学習にビートルズを推してきましたが、実はひとつ問題があります。

 英語の音楽を聴いて英語学習をするのは、非常に効率が悪いそうです。(今さらw)

 なぜなら、人間には右脳と左脳があるから。

 簡単に言うと。音楽を聴きながら英単語を覚えようとすると、音楽を聴いたりする右脳と、単語や言葉や会話を聞いたりする左脳を同時に使うことになります。同時に使うと脳がとても忙しくなる上、どちらもあまり覚えられません。だから効率が悪いのです。

 

 しかし、心配はいりません。私はビートルズを聴き続けますし、やっぱり色んな人にその学習方法をすすめ続けます。

 それは、ビートルズを聴けば、英語に興味を持てるからです(それが、やる気と好奇心につながる。)。

 

 冒頭にも書きましたが、私はこの方法を、英語を勉強し始めたばかりで、かつ時間に余裕がある人のみに伝えています。受験生とかではなく、あくまで英語初心者、英語が得意になりたいとボンヤリ思っている人に、私はオススメしているのです。

 

 効率が悪くても、とりあえず英語に興味を持ち、夢中になる。英語を好きになる。そのための最短ルートがビートルズなのです。

 

 

 最後に、とりあえず、「英語が好きになりたければビートルズを聴け!!」という教訓をみなさんに刻み込んでおきます。

 

 以上です。

 ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!

 それでは。さようなら!