こんにちは!あすなろまどかです。
以前も書いたと思うのですが、私は古いものやレトロなものが大好きです(1960〜1980年代が特にツボ)。
逆に、最近の漫画や音楽はあまりよく知りません。
友人に「最近のもの嫌いなの?」と聞かれたことがありますが、そういうわけではありません(特に好きでもないけど。)。
「じゃあ、興味がないんだね」と言われ、「うん、まあそうかな…」と曖昧に答えて終わった会話ですが、なにかモヤモヤが残りました。興味がないのもなんか違う…。
そんなわけで考えた結果、私が最近のものに手を出さない理由が分かりました。今回は、それを書いていきたいと思います。
私が昔のものを支持する理由は、主に3つあります。
1 「元祖」であることが多いから
2 既に「すごい」と認められているから
3 絶対に手が届かないから
…まあ、この3つを並べれば、大体分かりますよねw
ただ、その考えに至った経緯や、「それでは最近のものはどうなのか」ということを、私の好きな漫画や音楽、私の十数年の経験などを交じえながら、詳しく書きたいと思っています。
1 「元祖」であることが多いから
例としては、手塚治虫先生やビートルズ(私は、手塚先生は漫画界のビートルズ、ビートルズは音楽界の手塚先生だと思っています。)。
職業は違えど、どちらもかなり多くのジャンルやメロディを生み出しています。
今は一般的になったものでも、それが生み出された最初の頃は、もの凄く新鮮で、真新しかったはずです(当然と言えば当然ですが。)。つまり「元祖」です。
今の「普通」をゼロからつくっている、という点で、昔の文化や人間は凄いと重宝されるのです。
「元祖=既に「すごい」と分かっている」という方程式は非常に多いので(もちろん、絶対にそうと決まっているわけではありませんが。)、そういうものは安心して好きでいられるし、心置きなく応援もできます。
「元祖」は人に「安心感」を持たせる(ことが多い)。これが、私がレトロを推す理由の一つです。
2 既に「すごい」と認められているから
これも、例としては手塚先生、ビートルズなど(約60年前)。
古い中でも最近のもので言うと、ルパン三世TV第1シリーズ(1971〜1972年)、昔のジブリ作品(風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタなど)、うる星やつら、めぞん一刻、らんま1/2など。
自分が知ってるもの&漫画ばっかりになっちゃいましたけどw(まだ知ってる漫画や音楽はあるんですけど、長くなるので割合)とにかく、40〜60年前と、ある程度歴史があるもの。短くても30年程前のもの。
これらは、既に色々な人に「すごい」と認められています。
いま流行りの「鬼滅の刃」や「約束のネバーランド」などは、流行りに乗っているだけで、本当は面白くないかもしれないのです(誤解されるのは嫌なので先に言っておきますが、鬼滅や約ネバ批判ではないですよ。)。
鬼滅をみんなが好きだと決めつけるな!なんつって。
ですが、先に挙げた古いものたちは、既に「すごい」と認められて有名になったもの(がほとんど)です。
世に出てから50年近く経っても人気、あるいは色褪せないということは、さすがにもう流行りで評価されているわけではないだろう、これは本当に面白い、あるいは素晴らしい代物なのだろう、と考えるわけです。
だから、ルパンやジブリやるーみっく作品などの続きもの、多くの作品を世に出している会社や人物なども、決して嫌いというわけではないのですが、新しいシリーズや作品などは、まだ流行りによって評価されている可能性があるので、私は評価したり、「好き」と言ったりすることに戸惑いを感じるわけです。
人間というのは、「本当に良いものを感じたい人たち」と、「いま流行っているものを楽しみたい人たち」、ないしは「どちらも感じて楽しみたい人たち」で分かれているように感じます。
もちろんどれが正解でどれが間違いなどということはないし、どれも大切なことなのですが、私はどうやら、この中で「本当に良いものを感じたい人たち」に分類されるようです(流行りに乗るのがあまり得意でないという、ある種のコンプレックスも含めてそこに分類されています。)。
長くなってしまいました。まとめると、私は「本当に良いものを感じたい」、「既に評価されているものを楽しみたい」、というプラス思考とともに、「流行りに乗るのが苦手」というコンプレックス、ある種のマイナス思考を抱えているため、古いものが好きでレトロを推している、とこういうわけです。
長くなってしまったので、「3」は次回の記事で書くことにします。今度は異常に文字数が少なくなるかもしれないので、もしそうなったら、後半はレトロへの情熱を熱弁しようと思いますw
それでは、次回へ続きます!