こんにちは!あすなろまどかです。
今回はめちゃくちゃ久しぶりに、ルパン(というか山田さんと栗田さん)について書こうと思います。
男には自分の世界がある。
みなさんご存知、ルパン三世のテーマの歌詞の一部です。
私は男ではありませんが、自分の世界があります。それがルパンです。
私の中の世界はさまざまなものでできていて、その中心となっているのがルパンなのです。
ルパンみたいに頭良くなりたいから、勉強がんばろ。
ルパンみたいに余裕持ちたいから、ちょっと気取っちゃお。
ルパンみたいに…。
…と、その気持ちを力にして、毎日生きているような人間なのですw
私は小さい頃から、貴重なものが大好きです。ありふれてなんかない、誰にも真似できない、唯一無二の存在。
そしてルパン三世は、唯一無二の存在。だから私はルパンが好きなのです。
それから、ルパン、唯一無二…と来たら、私は山田康雄さんと栗田貫一さんの名前を挙げねばなりません。
パイロットフィルム版も含めたら、野沢那智さん、広川太一郎さん、古川登志夫さん(山田さんは怒るだろうけど…。)などもルパンを担当していますが、まあルパンといえばこのおふたりでしょう。
山田さんの、あの声!あんな独特な声を、誰がたやすく真似できるでしょう!唯一無二の声質です。しかもあれが地声って言うんだから驚き。才能というかセンスというか…持つべき声を持って生まれてきたって感じがします、大げさに言えばね。
それから栗田さんの、あの声!ルパンシリーズ通して観ていると、彼はもの凄く努力家ということが分かります。
だって、大変じゃないですか。唯一無二の山田さんの後継者ですよ?しかも、モノマネ王からいきなり役者(声優という言葉をあまり使いたくないので、こう呼びます。)に…周りから叩かれたり、相当荷が重かっただろうに、逃げずにルパンの声を務めあげ、努力をしていく彼にはしびれます。
山田さんは、「自分が死んだらルパンは終わりにしてほしい」と言っていたそうです。しかし、私はルパンは続いて正解だったと思います。だって、栗田さん(もちろん、他の役者さんたちも)が一生懸命ルパンを演じてくれてるんですから。山田さんのイメージは崩しすぎず、自分の個性もルパンの中に取り入れていく栗田さんの勇気。それがあってこそ、ルパンは面白いまま続いている。
栗田さんを未だに叩いている人を、私は軽蔑します。山田さんのルパンは良かった、なぜそれで終わらせることができないのでしょう。栗田さんのルパンも好きだ、なぜそう続けることができないのでしょう。
彼の素晴らしさを分かっていない人は、一生そのままでいるがいい。その人たちには、一生ルパンの本当の面白さは分かりません。いや、「分かろうとする」ことができません。
私はまだまだ未熟者です。四年間ルパンを見続けても、まだこの作品の本当の面白さにたどり着くことができない。
でも、それを探すのが楽しいんです。というか、それを探すのが、ルパン三世の魅力の一つ、ルパン三世というアニメの「哲学」だと思います。
探しているうちには、当然ルパンは色々変化する。その変化を受け入れ、楽しんでこそのルパンファンです。栗田さんを受け入れられない人は、それができていない!そういう人たちは「ルパンファン」ではなく、「山田康雄ファン」です。
先ほども書いた通り、私は未熟者です。しかし、私はルパンファンであり、山田さんファンであり、栗田さんファンです。栗田さんを受け入れられない人よりは、ルパンを分かってます。
ううん…こりゃ長くなるw
すいません、後編に続きます。