こんにちは。あすなろまどかです。

 今回は、自作の詩を2作、お送りしたいと思います。

 どうぞ。

 

 

 

 

 

季節の迷いびと

 

 

春のこもれ日の中に

君の姿をいつも見ている

恋や愛の花びらは散った

桜とともに地面に埋もれてく…

大空 見上げたら

ひばりの子の声きこえる

高いその声は 俺の心さ

草原(くさはら)で独りきり

夢の中 おぼれたい

 

夏のまぶしさの中に

目を細めたら染みる悲しみ

夢や勇気の葉っぱは枯れた

緑とともに地面に埋もれてく…

大空 見上げたら

セミの鳴き声がきこえる

その叫びはね 俺の心さ

草原(くさはら)で独りきり

風の中 浮かびたい

 

秋の夕暮れの中に

さびしそにこちらを見やる影 

友やきずなの結び目はちぎれた

もみじとともに地面に埋もれてく…

大空 見上げたら

トンボの長い尾がとぎれる

そのはかなさは 俺の心さ

草原(くさはら)で独りきり

愛の中 眠りたい

 

冬の白い息の中に

切なく湿(しめ)る銀色のまち

明日(あす)や希望の枯れ葉は落ちた

雪とともに地面に埋もれてく…

大空 見上げたら

ツグミの目が俺を切り裂く

その鋭さは 俺の心さ

草原(くさはら)で独りきり

過去の中 さぐりたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 次は、うつ病を患っていたときに書いた詩ですw(薬物をやろうと思っていたほどです。やりませんでしたけどね。デメリットの方が多いとわかったので。)

 

 

 

 

不幸せという幸せ

 

 

最近になってやっとわかったことがある

ボクは神さまだということ

だからだれもボクを愛してくれないということ

いろんなものがあった むかしよりも

涙しかない いまがスキだ

つらいことで日記をうめて

かわいた涙で自画像を描(か)く

愛につかれたボクが消えてゆく

少しずつ 少しずつ

病んでいるからサイコーだ

ハラはキリキリ いたくても

 

近ごろ ボクはアタマがいたい たえられない

ボクは病気じゃないから

ガマンをするしかなかったの みんながキライだ

グラグラしてる心を もつよりも

クスリ ガバガバ のみたいの

ボクはヒトとちがうから

ガマンをするしかなかったの ゆるしてよ

愛につかれたボクが 飛んでゆく

あの空に あの空に

病んでいるからサイコーだ

アタマ ズキズキ いたくても

 

愛につかれたボクが 飛びながら 消えてゆく

少しずつ あの空に

すべてのことから捨てられた

不幸で幸せ ジャマするな

 

愛につかれたボクが 飛びながら 消えてゆく

少しずつ あの空に

みんなのやさしさ 捨てちゃった

不幸で幸せ イイもんだ

 

不幸で幸せ ジャマするな

不幸で幸せ イイもんだ

 

不幸で幸せ イイもんだ

 

 

 

 

 読んでくださった方、ありがとうございました!