【モテ脳-002】モテを科学する・・・遺伝子学(2)
どうも。モテ脳セミナー主宰のサイコロ社長 です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
第2回の今回は、”モテを科学する・・・遺伝子学(2)”。
前回の続きです。
第1回のエントリーで・・・。
その苦痛ゆえに”人間が生殖行為そのものを敬遠してしまうであろう”ということは安易に想像が出来るが、このことが分かっていても、人間は生殖行為を続けている。
・・・これはなぜなのか?というお話をしました。
実は、このことが、”モテ”を科学する際に、とても重要なファクターになるのです。
人類には”子孫繁栄”という大きなテーマがありつつ、個人のレベルでは、多大な苦痛が伴う。
この矛盾を解消するために、神様は2つのプログラムを人間の脳に与えました。
1つ目は、生殖行為における”快楽”
2つ目は、生殖行為のモチベーションとなる”恋愛感情”
・・・です。
つまり、恋愛感情とは・・・子孫繁栄を促すために、人間の脳に与えられたプログラムなのです。
人が恋をすること・・・脳科学的に言っても、これは必然なんですね。
ボクがセミナーのタイトルを”モテ脳セミナー”としたのは、こういう意図があったんですね。
・・・もう少し、この2つのプログラムについて、話をしていきます。
先ほどお話した”快楽”と”恋愛感情”についてですが、生殖行為を行うことにとって、とても重要なのは、実は2つ目の”恋愛感情”なんですね。
大人の男女であれば(笑、1つ目の”快楽”が重要なのでは?と考えてしまうと思います。
確かに、”快楽”は生殖行為に至る大きなモチベーションとなり得るということは否定しません。
しかし、一度でも生殖行為を経験しないと、”快楽”自体を体験できません。
それも、女性の場合においては、生殖行為を重ねていかないとモチベーションとなり得る”快楽”体験に到達できない傾向が強いです。
(男性は初めての生殖行為から快楽が得られます。このことが女性との間に恋愛に対する意識の差を生むこととに1つの原因を作っています。この件については別項でお話します)
そのため、まずは初めての生殖行為、もしくは生殖行為を重ねるためのモチベーションが必要になります。
つまりは、”恋愛感情”がそのモチベーションであるということです。
旧約聖書・創世記の”アダムとイブ”の話をしましたが、このストーリーにおいても、この部分を象徴する部分があります。
アダムとイブは”善悪の知識の木の実”を食べたあとで、自分自身が”裸”であること恥ずかしいと感じるようになりました。
(そのために、イチジクの葉で局部を隠したと言われています)
つまりは、自分自身をさらけ出すこと・・自己開示を恥ずかしいと感じてしまう”羞恥心”という感情を持ってしまったとされています。
このことも紀元前という昔の時代から、相手の前で裸になることが恥ずかしく、苦痛を伴うことが表現されていた訳ですね。
特に女性の場合、生殖行為以前に、相手に自分の裸を見せることは、とても恥ずかしい行為であり、相当の苦痛であると思います。
それをさせるには、とても大きなモチベーションが必要となることは、想像に難くありません。
・・・これが”恋愛感情”という訳です。
女性の場合は、恋愛をしてしまうと、人生観や生活が大きく変わってしまったり、とても感情を左右されることが多いように思えます。
(あくまでも傾向として・・・です)
このことは、女性は生殖行為に至る、また、行為後に発生するリスクが男性に比べると大きいことが影響しているとボクは考えています。
このことが、恋愛感において、男女の間に大きな隔たりというか、感受性の違いを作っているとも言えるのです。
(恋愛感における男女の違いについては、次項でもう少し詳しくお話していきます)
続きはまた次回に。
