【モテ脳-001】モテを科学する・・・遺伝子学(1)
どうも。モテ脳セミナー主宰のサイコロ社長 です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
さぁいよいよ始まりました”モテ脳セミナー”ブログ版。
これは、私がモテ脳セミナーでお話している内容をブログでご紹介していきながら、体系的に整理していこうという企画です。
第1回の今回は、”モテを科学する・・・遺伝子学(1)”。
まずは、科学的にアプローチしてみたいと思います。
なぜ、”人によってモテたり、モテなかったりするのか?”
つまり、どのようなモチベーションによって、選定・選択するのかということが重要になってきます。
このモチベーションが何であるのか?
・・・これが”モテ”というものを科学的に解明するカギになると思います。
では、始めて行きましょう。
ちょっと話が飛んでしまいます。
しかし、”モテ”を語る上で、とても重要なことですので、”何言ってんだ?コイツ”なんて思わないでください。
いきなりですが・・・。
人間も含めて、全ての生物に課せられた使命があります。
皆さんは何だと思いますか?
・・・それは”子孫繁栄”、つまりは”生存機能が高い優良な遺伝子を遺していく”ということです。
これを実現するために、必要な行為があります。
もう想像がつくと思いますが・・・それは”生殖行為”です。
(つまりは”エッチ”ですねw)
子孫繁栄のために、生殖行為を行い、精子と卵子が受精・・・つまり妊娠する。
そして出産、その後の育児・・・となる訳ですが。
実のところ、このプロセスというのは、人間にとってみれば、とてもリスクが高く、コスト負担が大きいんですね。
リスクという点で言えば・・・。
女性はもちろん、出産のリスク。
現代においては、かなり安全となってきていますが、それでも出産というイベントは自分の生死を左右しかねないものです。
また、男性や女性を問わず、育児が必要な時期については、このことが最優先となり、自分自身の行動や欲求を制限しなければいけません。
特に人間の場合においては、他の動物と比較しても育児に要する期間はとても長くなってしまいます。
少なくとも中学卒業までの15年、大学卒業までだったら22年・・・子供によっては、もっと長い場合も。
コストという点で言えば・・・。
女性の場合、妊娠・出産までの期間はもとより、育児の期間においても、多くの時間をこのことに割く必要があります。
また、男性においては、金銭的なコストの負担が大きくなり、パートナーや生まれてきた子供のために働き続けなければなりません。
確かに”子孫繁栄”というものは、人類にとって、とても重要なものです。
ただ、個人個人のレベルにおいて、生殖行為のその先にある出産や育児がとてもリスク・コストが大きいものであることは明白です。
また、生殖行為により、結果どうなるかという点については、いちいち経験はせずとも、人はそのことを知りうることが可能です。
何故なら、人間には言語があり、簡単に情報の伝達や記録が出来るためです。
ここで、世界で一番有名なカップルの話をしたいと思います。
・・・誰だと思いますか?
旧約聖書に出てくる”アダムとイブ”です。
彼らは人類の祖先、最初の精子と卵子です。
2人は楽園に住んでいました。
しかし、へびにそそのかされて、”善悪の知識の木の実”(りんごと比喩されることが多い)を食べてしまい、楽園から追放されてしまいます。
その際に・・・
”男性には労働の苦しみ”を
”女性には妊娠・出産の苦しみ”を
その罰として与えられたとされています。
また、裸でいることを恥ずかしいと感じること(羞恥心)も与えられたとも。
この話が伝えたい意味や宗教的な背景などを語るつもりはありません。
重要なのは、木の実を食べたことによって、与えられた罰の部分です。
つまり、男性に”労働”、女性に”出産”、それぞれの苦しみを与えたという部分。
旧約聖書が書かれたのは、少なくとも紀元前ですから、2000年以上前から出産や労働が苦痛であることが認識されていた訳です。
これらのことから、”人間が生殖行為そのものを敬遠してしまうであろう”ということは安易に想像が出来ます。
しかし、苦痛があることが分かっていても、人間は生殖行為を続けています。
それも、”子孫繁栄”のため・・・なんて大義名分が理由ではありません。
なぜか?
このことが、”モテ”ということを考える上で非常に重要になってきます。
初回から長くなってしまいました・・・w
続きはまた次回に。
