【ドキュメント】詐欺師というお仕事(その1) | 新宿ではたらくサイコロ社長(セミナー企画・アロマサロン経営・ITエンジニアリング)

【ドキュメント】詐欺師というお仕事(その1)

クロサギ 20―戦慄の詐欺サスペンス (ヤングサンデーコミックス)
黒丸,夏原 武
小学館

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本当は書くつもりじゃなかったけど・・・。

それぞれがそれぞれに全く反省していないようなので、一応クギを指しておこうと。


今年の春のことです。

訳あって、3人(グループ?)の詐欺師について、調査することになりました。


このうちの1つについては、ボク自身が直接関係の無かったこと、また被害者の方がこのことについて、聞く耳を持っていないことから、少し調査するだけで終わってしまいましたが。


残りの2人については、実害が出ていることもあり、自分なりに調査をし、被害者の方々をバックアップすることになりました。


これらのこと・・・別にお金になる訳ではありません。

ただ、どちらについても、主に”女性という社会的な弱者”を相手とした詐欺であり、個人的にどうしても許せないと思うこともあって、色々動いてました。


ボクは、不合理や不条理が嫌いです。

いままでのエンジニア人生においても、相手がどんな大手企業であろうと、どんなにプレッシャーをかけてこようと、それに屈することは”自分には無い”だと思って、やってきました。


それによって、たぶん多くのビジネスチャンスを逃してきたと思いますよ。

おそらく多くの・・・。

(社員のみんな、ごめんな。許して)


でも、競争社会における戦いであれば、まだいいのですが、単に”自分が楽するために強者が弱者を利用する”という態度が許せんのですよ。

まぢで。


すいません。

前置きが長すぎました。

ボクが出逢った・・・2人の詐欺師についての話をします。


1人目は、去年末にmixiでアプローチしてきた、九州出身の20代中盤の女性。

ビジネスの話を聞いて欲しいということで、ランチしながら逢いました。


色々な話をされましたが、どう進めるべきか?みたいな相談をされたので、一応ボクなりに考えて答えました。

今考えれば・・・お金を引っ張りたかったのかもしれません。


その後、年明け早々に彼女はその後”あるパートナー(男性)”と出会います。

この彼と出会うことで・・・彼女は変な方向に進み出します。

(・・・と思いたい気持ちが半分です。このパートナーと会うこと行動がさらに悪化しただけで、元々の評判も悪かったという話も聞こえてきました)


ボクは、このことを全く知らなかった。


今年の春に、彼女がある地方都市にいることを知ったボクは、その都市でビジネス上でシナジーを生めそうな女性経営者を紹介することにした。


彼女は20代で起業していて、頑張って欲しかったから。

・・・でも、この紹介は後に後悔する結果になったのは言うまでもありません。


しばらく経って、ボクのところに彼女から連絡が来ました。

”東京にいるので、お話がしたい”と・・・どんな話か分かりませんが、とにかく逢うことにしました。


・・・と、ここで、1つ展開がありました。

彼女はアメブロでブログを書いているのですが、ボクと逢うことを逢う前日にエントリーで書いたのです。


それを見たある方がボクにご連絡をいただけたのです。

”彼女は危ない”と。


ただ、その話を鵜呑みにする訳にはいかないので、本人には何も知らないフリで、会うことにしました。

それが今年の4月ぐらいかな?


話は彼女が新しく始めたビジネスのFCをやらないか?という申し出でした。

それと、ビジネスパートナーを紹介したいと。


このときの話は、かなり突っ込みどころが満載で、正直話になりませんでした。

でも、ボクはあくまでも、中立な立場でいたかったので、きちんと受け答えをしました


その上で、ボク自身は”ビジネスを始めるのであれば、条件がある”といって、3つの質問を投げかけました。

普通にビジネスをやっていれば、当たり前の要求です。

(その3つの質問が何かという話はした方がいいのかな・・・?)


彼女は、その1つとして答えられなかった。

そして、”これ以上は平松さんにご迷惑をかけるので”という言葉と共に、連絡してこなくなった・・・。

まぁ、縁が無かったといえば、それまでだが、あまりにもお粗末過ぎる。


これだけで終わればいいのだが、まだ問題が残っている。

以前にボクが紹介した”女性経営者さん”のこと。


聞けば、この女性経営者さんは、彼女とビジネスを始めるということ。

・・・アタマの中にアラームが鳴り始め、”危険だ”と自分の本能が言っている。

一応、”調べた上で正式に報告しますけど、ボクは危ないと思う。くれぐれも気をつけて下さい”とだけお話した。


ただ、”危ない”と言ったところで、説得力が無い。

彼女およびビジネスパートナーのK氏について、調査することにしました。


とはいえ、遠く離れた九州で活動している彼女ら。

調査は難航すると思いきや・・・ウチの優秀な秘書ががっつり調べてくれました。


事務所は間貸しのレンタルオフィス。

調べれば調べるほど、ほぼ”クロ判定”。


それを伝えようと、女性経営者に連絡するも・・・電話も出てくれないし、メールも返事が無い。

これには困りましたよ。


確かにビジネスを始めるかどうかは本人次第です。

しかし、自分が紹介した人間が危ないってのは・・・やはり道義的には自分にも責任がある。

本当に伝えたかった・・・。


その後、その女性経営者さんからは、連絡がありました。

”彼女とパートナーのK氏を訴えることにした”と。


ボクの連絡に答えなかったのは、彼女から”平松は詐欺師だ。だから連絡は取らないで”と言われてたらしいです。

まぁ・・・結局は、ボクの信頼性が低かったから、こうなっちゃんでしょうね・・・。


でも、気がついてくれてよかったです。ホントに。


ただ、彼女たちに騙されていた人は、他にも相当いるみたいです。

何故、今回のことを書こうと思ったかと言えば、その被害者のブログが立ち上がり、ボクのところに、ペタが着いたからです。


正直言って、被害額も少ないので、もしかしたら警察はそれほど本腰になってやらないかもしれません。

(悲しいけど、これ現実なのよね by スラッガー)


被害者の方々は、自分のお金が返ってくることも大事ですが、これ以上、被害者を増やさないことを目指して欲しいと思います。

(たぶんお金が無いので、無理です。詳しいことを書くと長くなっちゃうので、書けませんが・・)


あと、被害者の方、ボクに相談しないでください。

何にもしてあげられません。

ごめんなさい。


厳しいことを言うようですが、ビジネスを始める以上、騙されるリスクは考えるべきです。

今回のこと、被害者に”女性”が多いと思われることには心が痛みます。

(誤解を恐れずに言えば、”弱者を狙った詐欺”ですから)


一刻も早く解決することを願います。

この場合の解決は、お金が返ることではなく、彼女が詐欺行為を止め、悔い改めることです。


以上。


もう1人の詐欺師は、別で書きます。

つーか、こんだけ動き回っても、まぢで一銭にもなってないのよ(汗。

・・・もう1人の方がもっと手間かかってるけどね。


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