一番話しを聞いてくれるのは誰?
最近、心理学やNLPの話をしているときに、よくする”質問”があります。
それは何かといえば・・・。
”あなたの話を一番良く聞いてくれるのは誰ですか?”
・・・というものです。
答えはさまざまです。
結婚されている方であれば、”奥さん”であるとか、”旦那さん”。
または子供とか。
付き合っている方がいれば、”彼氏”、”彼女”。
または”友人”。
仕事関係であれば、”上司”や”部下”。
はたまた”取引先の人”・・・・など。
やはり身近にいる人が多いのでしょうね。
(電話などもありますから、物理的な距離より、精神的な近さ?みたいな)
では・・・少し質問内容を変えてみましょう。
”あなたの話を一番良く聞いている機会が多いのは誰ですか?”
たぶん・・・さきほどの質問と同じような答えになるのでしょうね。
でも、実際は違います。
一番あなたの話を聞いているのは・・・・あなた自身です。
当たり前じゃんと思うかもしれませんが、これを認識されていない方はとても多いように思えます。
でなかったら・・・普段口にしている言葉の重要性に気がつくはずですから。
脳の部位でいえば、人が話す際に使う部分と、耳から入ってきた言葉を記憶に収める際に使う部分は、重なる部分もありますが、違う部分が働きます。
それぞれが独立した機能として、活動しています。
つまり、自分が話していることは、自分の聴覚が認知し、無意識のうちに自分の記憶に刷り込まれます。
これって実は”怖いこと”なんですよね。
ボクは昨日のエントリー”明るい嫌味” の話でも出しましたが、嫌味を言うことがあります。
でも、一切ネガティブな言葉は使いません。
・・・というより、普段からネガティブな言葉は出来るだけ使わないようにしています。
それは相手に対しての礼儀という意味もありますが、自分の耳に入れたくないという意味でのことが大きいです。
例えば・・・。
”あの人は変な人だよね。あまり関わらないようにしよう”という主旨の発言をしようとしたとします。
ボクであれば・・・
”あの人は個性的な人なので、話をする機会があったときには、注意をしていかないと”
となります。
この違いをお分かりになるでしょうか?
・・・人は”囚われる生き物”です。
自分では、そう意識いなかったとしても、周りや自分自身の発言が無意識に脳に格納されており。
まったく客観的でない事実をあたかも実際に起きている事実として、脳が錯覚してしまう可能性があります。
そもそも、人が人を評価する際に、ある一部分しか理解出来ません。
しかし、先の発言であれば、自分がその人”変な人”と決め付けてしまい、関係性を絶とうとしている・・・。
もしかしたら、自分から見れば異質と思えるその行動にも、何か深い意味があってのことかもしれません。
それなのに、ある一面だけの印象で、全てが決まってしまう・・・。
これって怖いことですよね?
でも、こういったことが日常茶飯事に行われていることが現実です。
人の噂もそう。
自分で見聞きしたわけでも無いのに。
物事にはかならず多面的な要素があるはずです。
ただ、人はそれを見ようとしません。
サボリたいから、考えたくないんです。
・・・早く結論が出したい。
だから、ある一面だけ、それもネガティブな部分だけをフォーカスして、発言してしまう・・・。
これもまた人間の性(さが)というやつです。
でも、人は前頭葉が発達した生き物です。
”考えること”が出来る。
ですから、そんな性(さが)にも対応が取れるわけです。
だから、ポジティブな発言をするように意識する。
ネガティブな発言を全て、ポジティブな発言に転換していくという行為。
実際にやってみてください・・・。
かなり難しいはずですよ。
人間の脳はそもそもネガティブな思考をするように出来ていますからね。
でも、これはとても重要なことです。
やってみる価値がある。
これはNLPでいう”ポジティブリフレーミング”というヤツです。
実行してみれば、分かります。
何より、自分の話を一番耳にしているのは、自分自身なのですから。
そんな話もするかもしれません・・・www
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