謝ったら終わり? | 新宿ではたらくサイコロ社長(セミナー企画・アロマサロン経営・ITエンジニアリング)

謝ったら終わり?

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”すいません・・・。私の責任です。”


管理職をやっていれば、部下がミスをしたとき・・・このときに謝罪を受け入れるということはあると思います。


部下が反省をし、上司に謝る。

このこと自体には意義があるとは思いますが、ボクとしてはそれだけでは、納得しません。


何かトラブルやミスが起きた場合において、一番に考えるべきは、”再発防止”です。

そのためには、原因をきちんと分析し、行うべき対策を取る・・・もしくは想定しておくということが必要です。


ですから、謝る前に、説明すべきだと思うんですよね。


今回のトラブル(やミス)は、”~~という原因”があり、今後は”~~という対策”を取りました(もしくは取るつもりです)。

申し訳ございませんでした・・・と。


つまりは、”謝る”ということでは、その責任は果たせないということです。

このことを考えて欲しいと思います。


よく問題の原因が自分以外にもあったとしても、”自分に責任があります”みたいな発言をする人がいます。

ボクはそういう人に対して必ず・・・


”あのさー。自分のミスを認めて、潔いとか思ってるでしょ?”って言いますwww


”何でもかんでも、自分のせい”・・・まぁ学校の中でもトラブルや、恋人や友人関係など、プライベートの問題であれば、そんな発言をして、いいカッコをするのは良いかもしれません。


でも、ビジネスにおいては、これはNGです。

何回も言いますが、ビジネスにおいて、重要なことは、”安定性”と"継続性"です。

問題が何度も再発しては、ビジネスとしては成立しません。


もし、原因を”個人の責任”にしたとして、何が改善されるでしょう。

自分は”潔ぎが良い”という自己満足を得ることが出来るかもしれませんがこういった言葉で、収束させてしまうことで、本来行うべきである”原因追究”や”議論”を阻害することになってしまう・・・。


・・・これでは、むしろ”罪が重い”と思いませんか?


謝るのは良い。

でも、本来すべきことは、原因特定と対策であることを認識すべきだと思います。


そこのアナタ。

むやみに”自分の責任です”なんて言ってません?ww