創業時に考えること。 | 新宿ではたらくサイコロ社長(セミナー企画・アロマサロン経営・ITエンジニアリング)

創業時に考えること。

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以前のエントリーで、”起業家と経営者 ”というものを書きました。


http://ameblo.jp/r3c/entry-10230380773.html


このエントリーをUPしながら、考えていたことがあります。

今日は、そのことを書きたいと思います。


それは・・。

”創業時に一番大事なことは・・・?”ということです。


このテーマについては、おそらく起業間も無い人、もしくは、起業の準備をしていたり・・・夢見ている段階の人だとしても、知りたいと思います。



結論から言いますけど・・・。

ボクが思うに”理念”でしょうね。







・・・なーんて言うと思いました?w



確かに”理念”は大事です。

これは本当に。


ボク自身も10年間にわたり、アイアイシーという会社を経営してきましたが、経営者として誇れることは1つしかありません。


それは”創業当時の理念を変えていないこと”。

・・・このことだけです。


会社を始めるモチベーションとなったことを、そのまま継続するというのは難しいです。

簡単に言えば、理想を語ったところで、会社を運営していけば、”容赦ない現実に引きちぎられる”訳ですよ。


これを継続するのは、並大抵のことではありません。

非常に強靭な精神力が必要だと思います。


でも、創業時に必要なものではありますが、一番に大事なものという訳ではありません。

”理念は人を突き動かすモチベーション”になりますが、これがあっても、良いスタートダッシュが切れるとは限りません。


多くの場合においては、むしろ足かせになってしまうことになると思います。

まぁ・・・ボクの場合は、10年間”足かせ”ごと引き摺ってきましたがw



話が逸れましたw

”創業時に一番大事なことは・・・?”でしたよね・・・答えを言います。



それは売上を立てられること。

・・・これに尽きます。


理想ではメシは食えません。

お金が入ってこなければ、生活費にも、社員の給料にも事欠きます。


これが一番大事なことです。

ですから、もし起業準備をされている方がいらっしゃるようであれば、少なくとも、自分の食い扶持ぐらいは確保しておくことをお勧めします。


ボクの場合を言えば、エンジニアだったので、会社を始めてからすぐに売上がたちました。

まぁ、ある意味それが良かったといえば、良かったし、弊害といえば弊害だったんですが。


理想を言えば、自分が目指すビジネスで、十分に利益が確保できる売上が立つことということが挙げられます。


ボクの場合で言えば、自分自身でエンジニアで稼ぐことは、理念を実現させることにとってみれば、方向性が違いました。

ですから、理念に近づくことまでに、多くの時間を要しました。

これがある意味”弊害”とも言えます。


でも、お金を稼がなければ、理念もクソもありませんw

会社そのものが維持出来なくなるばかりか、自分の生活すらままなりません。


お金が無いってのは、怖いですよー?w

これは体験したものにしか分かりませんよww


尚、自分が目指すビジネスで利益を上げること・・・これが最高の選択肢なのですが、起業時間もない状況で、ヒットやホームランを狙うっていうのは、かなり無謀だと思います。

増してや、起業や経営の経験が無いのに、難しいですよね?


経営なんてものは、本を読んだところで、理解出来る物ではないですし、やってみないとわからないことが多いです。

ですから、とりあえずのリスクヘッジとして、最低限は自分が最低限の生活が出来るお金を稼ぐルートを確保しておくことは、とても重要だと思いますよ。


その意味で、週末起業だとか、副業ってのは、ある意味でのリスクヘッジになると思います。

しかし、ここで陥りやすいのは、状況として”副業”の意味そのままになってしまうということ。


ですから、複数の仕事をそれぞれに本業としても成立させることが出来るということが大切だと思います。

・・・難しいと思います?




んー。

・・・というより、そのぐらいやらないと、経営なんてやってられませんてww

基本はマルチタスクですからねw




結論:

”起業したら、まずは四の五の言わすに稼げ!!”・・ということで。


・・・すんません。長くなっちゃいました。

何かの参考になったら、嬉しいです。