expiece 2nd mini album
「君に届くまで。」
《収録曲》
1.Looking for me
2.DEAR MY HERO!!
3.お願い!恋予報
4.Un December
5.LASTGIFT
6.sincerely
1.「Lookin for me」
作詞をするときにバランス見て最近書いてないようなテーマにしてみたりするのですが、ルッキンは完全にその類で、ポジティブな恋愛あまり書いてないなあと思い、恋愛をテーマに書き進めました。
珍しく(?)1曲で完結している恋愛ソング。
早く告白してよ!ずっと待ってるんだけど!という女の子
両思いなのになかなか発展しない関係。
最後は告白をされて晴れて恋人に。
「これからもっと幸せになろうね」
"もっと"ということは今までも幸せだったけど関係が変わることで今以上にということ。
二人が無事に結ばれたみたいで良かったです。
フレーズごとに女の子の心情がかわいすぎるので、想像しながら聞いてもらえたら。
大人になればなるほど感情に蓋をするのが当たり前になって
いや感情に蓋をするから大人なのか?
そんな君を大丈夫だよと励ましていると言うより
溜め込みすぎる君に
大丈夫大丈夫、僕がついてるし、上手くいかないないことがあったら僕のせいにしていいよ
と歌っています。
ライブでは盛り上がる一曲ですが、歌詞と合わせて聴いて、こんなに深い歌詞だったのかと驚いてもらえたら(笑)
「お願い!恋予報」
曲を聞いて片思いっぽいなあと直感で思い、片思いソングに。
片思いの心情を天気と天気予報に例えているので分かりやすい曲になりました
この曲は当時まだひなと2人で、三姉妹の曲として書いたため、歌詞としてはexpieceっぽくない気がしていますがどうでしょうね
曲がどちらかと言うとはなここっぽい感じだったのでそっちに合わせにいったら思っていたよりも年齢感が若くなってしまったという裏話
そして珍しく一人称が「私」であります
やっぱり私だと女の子感が増すんだなと再認識
歌詞とは別ですが、デモ(YouTubeに載っているMV ver.)とアルバムでは伊藤の歌い方が全然違うので比べてもらえたら短期間での成長を感じてもらえるかと思います。
が前の方がアイドルっぽい歌い方なので好みは分かれそうです。
Bメロとサビはもともと歌詞がついていたので、わたしが作詞をしたのはAメロとCメロ。
逆に難しすぎる作詞だった〜
物語を左右するAメロだ・・と思い同棲していた2人をイメージし書き進めました。
"好きだったよ
誰よりもだけど君が描く幸せに僕はいなかった"
というところがメロディと歌詞がうまくハマりすぎたなと思っています
"君と見た夢 君といた夢"
君と一緒に見た夢(結婚とか約束していたこととか)
と
君と一緒にいた夢(を見た)
というところが素敵です、ここはわたし書いてないんですけどね
ここちゃんと解釈しながら聞いてた人いるのかなあ?レベルで読み込まないと分からなくて逆にいい
亡くなった母に向けて、音楽をやっている身として残しておきたいと思い書いた曲です。
永遠とかずっととか
そんなのないって分かってるはずなのに
平等に別れがきてしまうのに
いざ失くしてしまうと
当たり前にあった出来事全て愛おしく感じてしまう
本当に滑稽だなとも思います。
ひなとこころを母が最後に見たのは喧嘩している姿であったことから
"伝えたかった言葉言えなかった
謝りたかったこと言えなかった"
という詩に。
あまり直接的な表現にしてしまうと
自分に置き換えることが難しいので抽象的だけど、分かりやすくをイメージしました。
"嬉しいことは誰より喜んでくれたね
ワガママを言って困らせてもずっと愛してくれた"
ここは母の大きな愛がうまく詩にできたかなと
こころが歌うことで三女ならではというかそんなものが感じ取られる歌詞になりました
天国にいる母に向けた歌だけど、別れであればきっと誰でも経験したことがあると思うし、expieceの活動終了にも重なるなと今思います。
これはスピーサーさんに向けて書いた感謝の曲
見た目では分からない病気であったり
心の病気を抱えていたり
会話が出来ない子だったり
それを支える親御さんであったり
expieceをしてなかったら出会うこともなかったのかな?と思うほどexpieceを通して色んな人に出会ってきて
そりゃ長く生きてれば色んなことあるんだけど
こんなに色んな人集まるかな?と思ったことがあって
病気を公表しているからなのかな
色んな人が色んなことを打ち明けてくれたり
実は自分もこういうことがあってとか
それこそわたしが相談に乗ることもあったりして
もちろん健康であることが一番だけどさ
なかなかそうもいかなかったりもするからさ
まあそんなのもあったりして
それぞれ抱えてるものもある中でライブを見にきてそれが支えだとか元気や勇気だと言ってくれることが本当に嬉しくてね
感謝の言葉がありがとうしかないのが悔やまれるっていつも思うんだよ
でも言わないと伝わらないし
思ってるだけじゃ意味ないから
そんなことを思いながら書いた曲です
「sincerely」
特にテーマは決めず書いた曲で、これを書いたときはもう自分の中で活動終了を決断していた時期でした。
expieceのYUIITOとしてexpieceに書いた曲なので、離れていても、この曲を聴いてexpieceのことを近くに感じてもらえたら嬉しいなと思い、詩にしました。
辛いときは泣いていいし
悲しいときだって泣いていいし
逃げたいと思ったときは逃げたっていいし
嫌だなと思ったら立ち止まってみてもいいんです
ゆっくりでも進んでいれば悩んでいた今日よりはあいい日にきっとなるはずだからどつか生きることだけは諦めないでねって歌ってます。
"どうか泣かないで"
のところのメロディーがもうほんとによくてとにかく聴きまくってほしい部分です。