【陸羽東線全駅紹介】その12 岩出山駅番外編(こんなところにも鉄道遺産が!の巻) | 陸羽東線と国道398号線沿線の四季だより

おはようございます、七海類治です。
 

【陸羽東線全駅紹介】

 

陸羽東線全駅紹介の9番目の駅、岩出山駅紹介の続きです。
ご法度クラスの3回目です ^^;

 

…といっても今回は駅には直接関係ないんですよね~

 

岩出山城跡(城山公園)です。

写真右側に岩出山駅、左側に城山公園があります。

直線距離で500mぐらいですね

(実は地図上では隣の有備館駅の方が近いけど)

岩出山駅から500mほどで麓につきます。

 

うわっ!急こう配の坂だ!(城だから当然だけど)

これ、歩きだと結構こたえる傾斜角。。。。

急こう配の坂を登っていくと・・・・・

 

いきなりです、駐車場と思われる場所にヤツがいました!!

 

展示商品

 

型番 C58型 114号機

昭和14年製

 

程度 D 

かなり風化して修復するのは難しいでしょう

 

こうしてみると移設したのが45年以上前、輸送費は地元建設会社の社長の寄贈とのことで、特にこの急こう配の場所への輸送、当時は大変だったに違いないと感じます。

 

窓ガラスは割れていて、何よりサビなどによる劣化腐食が目立ちます


屋根があればもう少し状態はよかったんでしょうが、50年近くの間岩出山市街を見守ってきてくれていたんですね♪

 

ま、鉄道遺産はこれだけだったので、今回の役目は終了してますが、この岩出山城跡(城山公園)や歴史にも少しふれておきたいと思います。

 

岩出山城はもともと氏家氏が室町中期に建てたといわれ、のちに伊達政宗が仙台城を造るまでの約10年ほどここを居城とした城であります。

駐車場から少しのぼると城山公園に到着です。

 

公園の案内図

ありがたい説明文はちょっとかすれて読みにくかったです

季節限定で売店とかもあるようで観光客はそれなりに来てるようです

 

伊達政宗像もありました。

青葉城にあるアレとはちょいと違うのですが、もともと青葉城にあり、戦時中に銅資源で回収され戦後セメントでつくられたこの像を制作し、その後岩出山城に移設されました。

 

 

さて、歴史よりも高いところにいるので景色見せろ!という声が聞こえてきたので展望写真だしていきます

 

ええい、やあ!

標高は100mほど岩出山駅の標高は50mほどですので標高差は50mぐらい

城下を見下ろすにはちょうどいい高さですね

 

次に紹介する有備館駅は実は目の前だったりします

上から見るとなんだこれ?ですよねー、(こんどこそ)次回紹介しますのでしばしお待ち願います。

 

どうせなら、佐藤旅館の方向を確認しておきましょう^^

目の前にある山をこえて・・・・かすかに見える栗駒山の手前方面になります。

拡大してみました、うっすら見えるのわかるかな?

 

…という事でだいぶ寄り道してしまいましたが、岩出山駅3部作(なんやそれ?)はここまでとなります。
岩出山城関係は次の有備館駅でも触れていきますのでそちらもよろしく願います。

 

以上、城山公園でした。