今回は、私達夫婦それぞれの生い立ちです。


メンタルの強弱、性格の良し悪し、心理的問題の有無などは、ほとんど親の影響だと思います。


どれだけ愛されたか、満たされたか

どれだけほっとかれて、無関心だったか

親子関係は、良いことも悪いこともあり、

夫婦関係も同じで、良いことも悪いこともありますよね。

夫婦関係・親子関係は、悪い時を経験して一つ一つ乗り越えて一歩下がって、また進んで乗り越えてを繰り返す。

悪くなって、不幸になってドン底から這い上がったその先に幸せがあるかもです。

夫婦関係を良くしたいなら、焦らず、慌てず、諦めず、じっくり時間が掛かるかもしれないけれど、自分自身を信じて、未来を信じて

夫婦関係をどうしたいか、ということをしっかりと理解して、信念を持てれば、道は開けるはずです。


私の両親兄弟は、サラリーマンの父と専業主婦の母、姉がいます。

少し気難しい父でしたが、幼い頃は色々と遊んでくれたり色んなところへ連れて行ってくれていました。

少し気が短く、曲がったことが大嫌いで、迷惑駐車があって自分が通りづらいとドライバーに注意をしてました。

よくイライラしていて、母親に対してよく小言を言っていました。

今から10年前に76歳で病気で他界しました。

私の好きなことを好きなだけ、やらしてくれました。大学卒業目前でも就活もせず夢を追いかけていても(内心、よく思っていなかっただろうけど)、うるさいこと言わず見守ってくれていた。

のだろうと、今そう思います。

お陰で大学で勉強したことを活かして私の趣味の世界で働けています。


母には、幼い頃はよく叱られましたが、父に叱られたときは、フォローしてくれて、よく、慰めてもらいました。天然な優しい母です。今は、実家で一人暮らししてます。

父は機嫌が悪い時に、母に八つ当たりしていました。

母は、父の顔色を伺っているところがあり、問題が起きるとオタオタしてしまい、どうして良いか分からなくなるところは、少し前の私と同じです。

お見合い結果で、互いの親戚が知り合い同士という縁でした。

両親共に、割と放任主義で、愚痴や人の悪口をほとんど言わなかったです。か、たまたま私が聞いていなかったか。


続いて女房の両親兄弟です

女房の母親(義母)は、農家の4兄弟の末っ子です。とても神経質で、ストレスに弱く、すぐに、ストレスからくる体調不良に悩まされています。仲良くなった近所の人と些細なことでトラブルになります。他人を信じすぎて過大評価して実際とのギャップが大きくなり、トラブルになります。

義母の幼少期は、家業が忙しかったのか、祖父母(義母の両親)に育てられたそうです。義母の母親(17年前に亡くなりました)、いわゆる女房のおばあちゃんですが、ガサツで思いやりが少ない感じの方でした。

義母は、幼少期には、ほとんど面倒を見てもらったことがないそうです。

義母とおばあちゃんの関係は、あまり良くなく、更に義父とおばあちゃんとの仲はとても悪かったです。

祖母が義母の家に来ると、義父は、部屋に籠もり挨拶すらしませんでした。

義母は、母の愛を知らずに育った感じです。

おばあちゃんが亡くなる1年前から、理由は、分かりませんが、母子(義母とおばあちゃん)の関係は良くなり、互いに行き来が増えていました。

私たち夫婦も帰省時は、顔を出しに行くようになりました。

義父とおばあちゃんの関係も良くなり、おばあちゃんが、家に来ても部屋に籠もることは亡くなりました。

母子関係が、良くなって1年後におじいちゃん(義母の父)の痴呆が急に悪化してしまいました。

暴れたり徘徊したりで、実家は、おじいちゃんの面倒を見るのが大変になり、たまたま実家に行った義母は、実家の柱に縛られてるおじいちゃんを見つけてしまいました。

色々と義母の兄弟で話し合っていたところ、実家の同居の長男(義母の兄)が病院の精神科に無理やり入院させました。

おじいちゃんの精神科への入院から約2ヶ月後におばあちゃんは、自宅の居間のコタツの近くで倒れてしまいました。

当時は、長男の嫁も在宅していましたが、イビキをかいて寝ているだけと、そのまま朝から、午後まで半日以上放置したそうです。

半日以上も昼寝しているのはおかしいと思い、起こしても起きなかったので救急車を呼びましたが、処置までに時間が掛かったからか、5日後に、脳梗塞で亡くなりました。

嫁姑問題もあり、コミュニケーションが少なかったようです。


義父は、農家の3男として、生まれました。

義父の、母は、義父が10代の時に亡くなり、その後、長男が結婚して長男夫婦と義父と義父の父、義父の兄(次男)との実家での同居生活が始まりましたが、義父は、長男の嫁から、いじわるされていたようで、満足に食事を与えて貰えなかったそうです。

高校卒業して、金融関連関連企業に就職し、そこで義母と出会って結婚しました。

10代で母を亡くしたからか、食に対して異常な執着があり、お腹が空くと非常に機嫌が悪くなりますが、好きな食べ物を目の前にすると小さな子供みたいにはしゃぎます。

自分の好きな食べ物は、子供にも孫にも決して分け与えることは徹底してしません。

2人の結婚は、義母の両親に反対されていましたが、反対を押し切って結婚しました。

当時の義母は、好きで忘れられない人がいましたが(デートしただけで交際していない)、義父と結婚しました。

これは女房も同じです。

私たちと違うのは結婚する時に義父は、義母に好きな人がいることが分かっていました(納得していないけど)。


色々と困難があったからか、女房の両親は、女房と女房の兄に過大な期待をし、それに応えようと、勉強を頑張りました。

地域で最難関の同じ進学高校に兄に続いて妹である女房も入学しました。

成績が良いと親が喜ぶので、親のために頑張ったそうです。

兄は大学に進学し、途中留年しましたが、卒業し、有名企業に就職し、その後結婚(実家ではなく独立)して子供(一人)も授かりました。

女房は、高校に入ったことで、親の目標を達したからか、女房自身の目標がなくなり、周りの同級生がほぼ100パーセント進学(東大や早慶など!)する中、就職し、私と出会って今に至ります。


今日はここまで