いや~、やっちゃいましたね~。
M-1審査員をネット配信で一方的にディスっちゃう事件。
w。
こういう話題はネット民の大好物なんで、エグいほど食いついてますね。
今週はちょっと落ち着きつつあるでしょうか。
この件の最大のミスはネットで配信してしまったことに尽きると思うのですが、もうひとつは本人に直接言わず、酒の力に任せて一方的に陰口のように言ってしまったことだと思うんですよね。
その場にいない人についてネガティブなことを言ってしまうと、回り回って本人に伝わった時にネガティブ度が増幅して伝わる可能性が高いと思います。
先日のワイドナショーでは、松ちゃんも笑いに変えて喋っていましたけど、ウラでは相当ビッキビキ状態じゃないかと思いました😇
妄想でしかないんですが、番組中で「スーパーでサーモンは買わない」
というボケを入れていましたが、この中に色んな思いが見て取れたのは私だけではないはずです。
まあ、そりゃそうですよね。
紳助さんと作り上げたM-1が納得できる理由もないままケチつけられたわけですから。
もう少し具体的な話に戻しましょう🕺🏻
久保田メンバーは動画で
「自分目線の感情だけで審査しないでください」
と言っていました。
しかし、人間が審査する以上はどんなに公平にと言っていても主観は入ると思います。
「笑い」という特に明確なガイドラインも決まっていないもので争っている以上、一般的なスポーツよりも主観が入る要素は大きいと思いますし、個人的にはそれでいいと思います。
全く主観が入らないシステムでやりたいのなら、AIなどで審査し、判定はすべてコンピュータに任せるしかないと思います。
でも今のAIで判定しても、優勝した笑いが人間が見て面白いかどうかは疑問です。
これから50年後とかなら、もしかしたらそういう時代が来ているかもしれませんが。
これは推測でしかないですが、実は久保田メンバーは武智メンバーに乗っかっているウチにああなったんじゃないか説。
どういうことか。
今年、とろサーモンはM-1グランプリに出場しておらず、スーマラが出場して7位に終わっています。
しかもスーマラは今年がラストイヤーだったとのこと。
つまり、来年以降M-1には出られないのです。
二度と優勝することはできない。
優勝を逃したスーマラの武智メンバーは悔しくてたまらなかったと思います。
久保田メンバーふくむ仲間を集めてM-1終わりの打ち上げをやっているうちに愚痴大会になり、動画配信としてちょうど切り取られたのが久保田メンバーの暴言箇所だったという説。
でもまあ、冒頭で久保田メンバーが
「何人見てんの?(250です)映せ」
て言うてもうてるんすけどw
さて、ここからもう少し俯瞰してみましょう🕺🏻
今回のこの騒動はひたむきな芸人さんたちがM-1グランプリという賞レースに真摯に向き合いすぎたために起こった事件だとも言えると思います。
M-1は偉大な賞レースだと思いますが、基本的には売れるためのツールでしかないと思います。
ネットのない時代なら、そういうツールも限られていますし、非常に大きな役割を担っていたと思いますが、今はインターネットという宝刀(諸刃の剣でもあります)があります。
昔は、メジャーな露出と言えばテレビしかなかったので、枠数も決まっていてレッドオーシャン全開だっと思います。
しかし、今は無限にインターネットの大海が広がっています。
枠に制限はなく、ニコ生もYouTubeもSHOWROOMもLINE Liveも、それこそインスタライブなど枚挙にいとまがありません。
今回はインスタライブを間違った使い方をしてしまいましたが、うまく使いこなすと可能性は無限大だと思います。
漫才とネットの融合ってまだまだニッチだと思うので、ワンチャンありそうな気はします。
ただ漫才をネットで垂れ流すだけではだめでしょうけど。
漫才2.0を模索しよう。
M-1グランプリは人が作り上げたプラットフォームなので、文句があるなら自分で作っていきましょう。
以前と違って自分で何かを作るハードルはめっちゃ下がっていますしね。
これから多様性の時代だと言われていますが、ひとつのことに変に入れ込みすぎることなく複数の仕掛けを仕込んでおくことも重要なのかもしれません。
最後に言っておきますと、今年のM-1グランプリは1秒も見れてません。