テルマエ・ロマエ | 映画と自転車と私。

映画と自転車と私。

京都で飄々としながら、映画(99%)や自転車旅行(1%)のことを綴ります。

【4+】
よく言えば漫画を裏切らない映画
悪く言えば期待以上ではない映画

キャスティングはよくぞここまで濃い顔の、平たくない(笑)日本人を集めたな・・・という感じ

そこに意識が集中しすぎて展開は漫画をなぞりすぎたかな

もう少し型破りに映画独特の面白さを出してほしかった気も

しかし、レイトショーにも関わらず館内はほぼ満席

久しぶりにこんな光景を見たので、まだまだ映画も生きているな!と感じて嬉しかった

○私ならこうするのに・・・のコーナー
ラスト、上戸彩が現代に戻り再び水の中で何かがはねた音を聴いたシーン
映画では阿部寛をバッチリ映していたが、
音が聞こえる→阿部寛は映さず上戸彩の驚いた顔→笑顔のアップ
とした方が私好みだった

あくまで2人の行方は観客の想像にお任せします・・・という風に


漫画原作の映画をヒットに持ち込めるのが東宝の強みの一つなのかもしれない