アーティスト | 映画と自転車と私。

映画と自転車と私。

京都で飄々としながら、映画(99%)や自転車旅行(1%)のことを綴ります。

【5+】
サイレント映画でここまで楽しめるものはない

台詞をどこまでいれるか

これはとても難しい

あまりにも台詞を省くとストーリーがわからない

かといって入れすぎてしまうと説明的になり、物語の流れがとまってしまう

その最高のバランスが保たれてこの映画できたように感じた

映画のラストでBGMがたたれ、完全なサイレント状態になるときがある

はじめて映画館であそこまで無音の状態を味わった

サイレントからトーキーの時代へ

その移り変わりを切なく感じるとともに、今まで映画を支えてくれたサイレンと映画に感謝したい


余談となるが、アカデミー賞対決ではフランス映画である「アーティスト」がハリウッドの話を、アメリカ映画の「ヒューゴの不思議な発明」がフランスを舞台にした話を描いているのが面白い

軍配は完全に「アーティスト」にあがったが。