【5+】
サイレント映画でここまで楽しめるものはない
台詞をどこまでいれるか
これはとても難しい
あまりにも台詞を省くとストーリーがわからない
かといって入れすぎてしまうと説明的になり、物語の流れがとまってしまう
その最高のバランスが保たれてこの映画できたように感じた
映画のラストでBGMがたたれ、完全なサイレント状態になるときがある
はじめて映画館であそこまで無音の状態を味わった
サイレントからトーキーの時代へ
その移り変わりを切なく感じるとともに、今まで映画を支えてくれたサイレンと映画に感謝したい
余談となるが、アカデミー賞対決ではフランス映画である「アーティスト」がハリウッドの話を、アメリカ映画の「ヒューゴの不思議な発明」がフランスを舞台にした話を描いているのが面白い
軍配は完全に「アーティスト」にあがったが。