八日目の蟬【4+】映画のイメージが強かったので(まだ見てないけど)、主人公は誘拐犯の女性かと思いきや誘拐された女の子が物語の2/3を語るなんだろうな母の愛情とも違うし自分が予想したシナリオは誘拐された子どもは誘拐犯のところに戻るそして2人で現実と立ち向かいながら生きていくでも実際は戻らないんだな全てを受け止めて実の家族のところで歪な家族関係を再生させようと努力するきわめて現実的な小説だ誰も悪者がいない圧倒的な悪であるはずの誘拐犯でさえ、悪ではないなんともむずがゆい話だった