【5-】
ゲイの次男とゲイの長男
これだけでなぜか笑える
けど笑ってはいけない問題
コメディかと思いきや思わず目が潤む切ない展開
ゲイを好きになってしまった女性
その女性に友情以上恋愛未満の感情を抱いてしまったゲイ
そんな複雑な人間関係と家族の絆が織りなす笑って泣けるとても素晴らしい映画だった
それぞれのキャラクターたちが個性を爆発させている
なぜなら人間は一人ひとり違って、それぞれが自分の人生を生きているのだから
一番ウルッときたのは次男が長女に自分がゲイであると告白するシーン
両親でさえ気づかなかったのに、長女は「知ってた」とサラっと言ってのける
ここに兄弟の絆を感じた
世間体やプライド、そんなものに縛られずにマイノリティの人達、それに限らず全ての人が自分の生きたい道を堂々と大股で歩ける時が早くくること願う
あぁ、そんなことをいちいち気にする時代もあったね、と笑える日が来ることを