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【4+】
ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレニーナ・ニナは、純真で繊細な“白鳥”と、妖艶に王子を誘惑する“黒鳥”の二役を踊る「白鳥の湖」のプリマドンナに大抜擢される。
2つの役に苦しむニナの精神バランスがますます崩壊する中、初日は刻々と近づいてくる…。
今敏の『パーフェクト・ブルー』が他者と自己との狂気だとしたら、
『ブラック・スワン』は自己で完結する狂気。
純真な真っ白のニナがだんだんと自分の中に眠る黒の狂気を開花させていく様子がとても恐ろしい。
エンドロールの背景もそのような効果を狙っていますね。
映画のテーマは、「親の抑圧から解放される狂気」なんでしょうかね?
人間の狂気ばかりに目が行って物語全体のテーマがよくわからんかった。
やっぱり、この映画がこんなに話題となったのは単にナタリー・ポートマンの演技があってこそだと感じました。