ドモ!ボクです。
久々に映画。
近くの大手シネコンは糞ラインナップなので、自宅でNETFLIX。
去年のものらしいけど、テーマは日本も他人事ではない。
ノルウェー、ウトヤ島のサマーキャンプで起きた凄惨な事件。
ロードショーでも、「ウトヤ島、7月22日」という同じ事件を扱ったものがあります。
「何も罪のない人達を虐殺する」「自分の信念を達成する為の暴力」は問答無用だけど、被害者・加害者の視点が別れていたのは良かった。どちらも納得出来ました。
被害者は突然、降り掛かった災難。身に覚えがないし、エリートの子息が多かった。
加害者は子供の頃から厳しい環境で育ち、理想的な人生は歩んで来なかった。
事件がなければ、お互いに知り合わないし、善良な市民だった。
「極右」の思想は危険な側面もあるけど、「何かを排除」しないで、保守的な考え方なら長い目で見れば正しい。(加害者側の思想)
「リベラル」や「左翼」の思想は"平等"や"福祉"が"国民"に付与される考えは良い。しかし、世界中から"福祉"を求めて移民や難民がやって来るのを、国のエリートは拒否しない。(多文化共生)人道的視点に立っているのだろうが、長期的に見れば、違う民族が多く入り、生活・風習も違うと(同じ民族同士で固まる)"福祉"に負担が掛かり、民間では住人同士の対立が起きる。(被害者側の思想)
国のエリート達は、受け入れた移民・難民と殆ど接触しない。
日本でも起きてますね。
・戦後の在日の方々が何をしたか。
・バブルが終わり始めた頃、南米辺りから労働者を入れていた。
・日本がデフレになり、派遣社員増加、人手不足が多くなると、東アジア(ベトナム、ネパール、中国)から"技能実習生"という低賃金労働者を入れ始めた。
数百万人規模ですね。
そして、その人達を保護する"利権"に政治家が絡んでいる。
ノルウェーの事件のきっかけだって、経済状況の悪化だったり、人々の余裕の無さだったりする。
日本は人手不足なんじゃなくて、お金不足・低賃金・成長しない経済が原因だということが、世界の事例を見ても明らかになってきています。
政治に責任を求めましょう。
